Jリーグブーム恐るべし,,,公認映画がまさかの全国劇場公開!!
君たちは「Jリーグを100倍楽しく見る方法!!」を見たことがあるか?
Jリーグ2年目の1994年「Jリーグバブル」の勢いに乗って、Jリーグが公認映画を制作して全国で劇場公開!まさにイケイケの時代でした。
2年後の2023年に30周年を祝してもう一度、Jリーグ公認映画を制作しませんかね?現在なら撮影機材や技術がもっと向上しているし、日本特有のファン・サポーター文化やマスコットやスタグル、地域社会とのつながりなどを世界に向けた情報発信にもなるはず。
そしてアニメも制作して欲しいですね。選手やキャラクターをアニメで紹介すれば、子供や世界に向けたコンテンツになるはずです。
1994年に劇場公開された「Jリーグを100倍楽しく見る方法!!」は、1983年「プロ野球を10倍楽しく見る方法」と翌84年「プロ野球を10倍楽しく見る方法PART2」に劇場公開された映画のテイストを参考にして、実写映像とアニメーションを交互に上映するという「ホーム・アンド・アウェー方式」(?)で構成された作品です。
アニメコーナーでのキャラクターデザインは、「プロ野球を10倍楽しく見る方法」「プロ野球を10倍楽しく見る方法PART2」と同じく「いしいひさいち」。アニメ監督は「がんばれ!!タブチくん!!」シリーズや「劇場版 ドラえもん」シリーズやを手掛けていた「芝山努」が担当するなど精鋭スタッフが集結しました。
制作スタッフもさることながら、キャスト陣も多種多様な人たちで時代を感じますね。「ラモス瑠偉=神谷明」「加藤久=キートン山田」って凄い。日本代表での活躍が大ブレイクしたジュビロ磐田の「中山雅史」の父「中山儀助(ゴン父)」が本人役で出演しています。
地元の映画館で観たような、地上波のテレビで見たような、何となくの記憶しか残ってないので、もう一度見たいなと思っているのですが、TSUTAYAやサブスクでは見つかりませんでした。94年11月にVHSが発売されているようなので、何とか鑑賞したいな…(動画配信サービスでは権利的にクリアにならないのかな?)
しかしながら、ありがたいことに劇場パンフレットをメルカリで買うことが出来ました。「爆笑!興奮!感動!映像ハットトリック」と書かれたプログラムは下記の通りです。
アニメーションコーナーの選手の選抜がなかなか秀逸です。当時の日本代表の顏だった「ラモス瑠偉」「中山雅史」は分かるのですが、Jリーガー兼大学助教授だった「加藤久」やレゲエスタイルで人気だった「森敦彦」をアニメ化するなど、話題のJリーガーをピックアップしていました。
合計試合時間ー102分
なおVHS版には「延長戦」と銘打った特典映像として城彰二・小倉隆史の好プレー映像が追加されています
個人的に好きなのは、高い打点で豪快なヘディングシュートを決めるるアジアの大砲こと「高木琢也」の「アタマで勝負」です。
ヘディングでの勝負で決して負けない「高木琢也」の秘密の特訓メニューをネタにしているのですが、頭で寺の鐘を鳴らすという衝撃のラストシーン!!本人はこれを承諾したのかなと心配になる扱いでした。