「パスがズレる」「トラップが決まらない」──
サッカーやフットサルをプレイする中で、「止めて蹴る」という基本動作の重要性を感じたことはありませんか?
そんなあなたにこそ届けたいのが、この一冊「サッカー止めて蹴る解剖図鑑」
しかし、その具体的な方法や意識すべきポイントについて、明確な答えを得られないことも多いのではないでしょうか。そんな疑問を解消し、技術向上をサポートするのが、南葛SC監督兼テクニカルダイレクターの風間八宏氏の著書『サッカー止めて蹴る解剖図鑑』です。
サッカー初心者〜中級者は、この本で基礎を感覚ごとつかもう
本書は、サッカーの基本である「止めて蹴る」に焦点を当て、足の感覚を可視化することで技術を磨く方法を解説しています。
風間氏独自の視点から、具体的なトレーニング方法や意識すべきポイントが紹介されており、初心者から上級者まで幅広く参考になる内容となっています。
サッカーやフットサルで「止めて蹴る」はすべてのプレーの土台。でも意外と、「なんとなく」やっている人が多いのも事実です。
そんな人にぜひ読んでほしいのが、
風間八宏著『サッカー止めて蹴る解剖図鑑』
本書で学べる主なポイント
止める技術:ボールの中心より上部を、足の親指の付け根で静止させる方法
蹴る技術:インサイドキックを中心に、くるぶしの下やカカトでボールの中心をとらえるテクニック
感覚の重要性:裸足でボールを触ることで、足の感覚を磨き、技術向上につなげる方法
「サッカー止めて蹴る解剖図鑑 」で学んだ「止める」
本書で学んだ内容をさっくりと紹介していきます。そもそも足のどこで「止める」べきかを分かっていなかったようです。この本のすごいところは、「感覚」や「ニュアンス」を図解と文章でハッキリと見える化してくれます。
止めるときは「ボールの中心より上」を「親指のつけ根」で触る
✅【側面】ボールの中心より上の「点」に親指の付け根の「点」を合わせて静止させる
✅【正面】ボールの触るべき「点」はボールの上部

ボールが右方向からくるとして「止める」を意識する場所は「ボールの中心より上」です。足のどこで触って良いのですが、一番安定感があるのは「親指の付け根」あたり。
「ボールを「止める」ことができれば、「いま」ができます」
「いま」という時間をボールを持っている選手と味方選手で共有できれば、タイミング良いプレーができると風間氏は語ります。
「サッカー止めて蹴る解剖図鑑」で学んだ「蹴る」
本書では「インサイドキック」「インステップ」「インフロント」「アウトサイド」「ロングボール」などが書かれていますが、詳細は本を読んでいただくとして,,,
蹴るときは「くるぶしの下」で「ボールの中心」を押し出す
ここでは「インサイドキック」を紹介します。このキックが強く正確に蹴れればフットサルなどは問題なくプレーできると個人的には思います。
ポイントは「くるぶしの下やカカトでボールの中心をとらえる」ことが出来れば、小さなモーションでもより速いパスが蹴れます。
✅ボールの横に立ち足を踏み込む
✅ボールの中心をとらえる
✅足のカカトに近い位置で蹴る

実際にやってみたら、止まる・蹴れるが自然に!
私自身もこの本を読んで、トラップの安定感が変わりました。
特に驚いたのが、「足裏トラップ」の章。
「足裏全体ではなく、母指球で軽く触ると自然に止まる」
とあったので、フットサルで試してみたら…
本当に滑らず、ボールが足元に吸い付いた感覚!
“感覚的だったもの”が“技術として再現できる”ようになると、プレーの幅も自然と広がります。
まとめ「サッカー止めて蹴る解剖図鑑」
タイトル通り「止めて蹴る」というサッカーでの基本的なことを学べる本でした。
「止めて蹴る」を本質から学ぶと、試合中の判断やプレーのスピードが格段に変わります。「なんとなく」やっていた技術を、「狙ってできる」技術に変えてみませんか?
その第一歩として、風間八宏 著『サッカー止めて蹴る解剖図鑑』は最高のパートナーになるはずです。