知っておきたいサッカー用語①【ゲーゲンプレス】

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ゲーゲンプレス(Gegenpressing)

たもさん。
たもさん。

「ゲーゲンプレス」って必殺技の名前みたいですよね。
「スーパーディフェンス 秘伝の必殺技・ゲーゲンプレス!」(笑)

現リヴァプールの「ユルゲン・クロップ監督」が、2008年~2015年 ドルトムントの監督時代に有名になった戦術用語。しかしその歴史は古く1970年代のオランダ代表やアヤックスでも採用していたプレースタイルです。

いろいろと解釈はあるが、要するにボールを持った相手選手に強めのプレスをかけるという戦術です。ボールが奪われた瞬間に味方選手と連動しながら、ボールを持っている選手に対してプレッシャーをかけて相手選手のミスを誘うというものです。

「ゲーゲンプレス」のメリットとデメリット

ボールを奪われたら取返す」という当たり前と言えば当たり前の話ですが、この戦術は選手たちのスプリント力がとても大事なので、90分間を通してプレーし続けることはほぼ不可能です。

メリット
ボールを奪えることが成功すれば、「高速カウンター」を発動してゴールに直結するプレーが出来ます。相手自陣内(高い位置)でボールを奪えれば、よりゴールになる可能性がより高まります。
デメリット
ボールを奪えることが失敗すれば、相手に数的不利の局面を作られ広大なスペースを与えてしまいます。まさに失点の危機と表裏一体であるハイリスクハイリターンの戦術です。

「ゲーゲンプレス ≒ プレッシング」の基本

たもさん。
たもさん。

ボールを奪われたら取り返してゴールに向かっていくということに集中します。プレーの優先順位としては下記の通りです

✅1.相手からボールを奪う
まずはマークしている相手にパスが渡る前にパスをカットすること(インターセプト)を狙います。パスが途中でカットできて、前を向いた状態でボールを奪えて、相手と入れ替わることが出来れば大きなチャンスになります。
✅2.相手の自由を奪う
インターセプトが狙えなくても相手を自由にプレーさせないようします。そのタイミングで相手のコントロールミスを見逃さずにボールを奪います。
もしボールを奪えなくても相手にプレッシャーを与えるためにも、一歩でも近くに寄せることが大切。そのことにより相手がミスする可能性が高まります。
✅3.相手を制限する
相手に前を向かせなかったり、ドリブルされても離れずについていって、プレーの制限して追い込みます。一気に相手に寄せることができなくても何度もアタックすることで、相手の攻撃が制限されボールを奪うチャンスが生まれます。

「あなたのハートにゲーゲンプレス」

いまや日本サッカーの至宝なっている日向坂46の「影山優佳」さんのキャッチフレーズです。DAZNで配信中の「内田篤人のFOOTBALL TIME」で不定期ではありますがサッカーへの愛と魅力を伝えています。

まさに「あたなのハートにゲーゲンプレス」です。

出典:DAZN Japan

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