知っておきたいサッカー用語②【アーリークロス】

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アーリークロス (Early Cross)

たもさん。
たもさん。

「アーリークロス」はゴールに直結する攻撃で重要な戦術のひとつです

サッカー用語集でおそらく最初に出てくる言葉が「アーリークロス」。「アーリー」は英語で「Early」、つまり「早いクロス」という意味。「早いタイミングで上げる」クロスボールこそが「アーリークロス」です。

サッカー中継などで「早い」と「速い」を混同していると思われる実況が見受けられます。あくまでも「アリー」はタイミングのことを指していて、ボールスピードのことではありません。

この攻撃はボールを奪った後、「相手の守備の陣形が整っていないときの攻撃」です。相手選手の身体の向きは攻撃方向に向いていたため、いわゆる背後を取られている状態になります。もちろん「アーリークロス」を的確な場所に蹴る選手の技術は必要ですが、ゴールを奪うチャンスは広がります。

「アーリークロス」のメリットとデメリット

メリット

  • 相手の守備陣形が整っていない状況での攻撃なので、相手選手のマークがズレやすい。
    そして味方選手はフリーになる可能性が高まります→決定的なチャンスになりやすい
  • 味方選手はゴール方向に一気に走れますが、相手の選手は後ろを向いて追走しなければならない状況になる→ボールに対するアプローチスピードが違う
  • 相手の陣内に侵入する前、低い位置から上げるボールなので、もし相手選手にボールを当ててしまってもすぐに戻れます→相手のカウンター攻撃をされるリスクが低い

デメリット

  • 自陣低い位置から上げるボールなので、味方選手までの距離は長くなります
    「アーリークロス」を蹴る選手の「キック精度」が必要条件
  • ボールを受ける選手は、後方から来るボールに対応しなければなりません
    クロスに合わせる選手のテクニック、フィジカル、そして走力も重要
  • 相手のボールを持たせる、もしくは持たれた状況からボールを奪ってからのカウンター攻撃になるので、常に攻め込められるリスクがあります
    1試合を通して行う戦い方ではないと思ってプレーしなければならない

「アーリークロス」を上手く蹴りたい!!

たもさん。
たもさん。

「那須大亮」さんのYouTubeチャンネルで、
「田中隼磨」さんがとても参考になる解説をしていました!

動画の内容をまとめてみると、下記の3つが重要なのかなと思いました。

いつ? どこに? どういうボールを蹴るのか?」という大原則。クロスボールは中で待っている味方選手へのラストパスです。相手にとっては処理が難しく、味方にとってはシュートしやすいボールを蹴るというのがポイントですね。この動画を参考にしてどんどん練習しよう!!

✅(いつ?)相手選手の位置を確認して 自分がプレーしやすい位置にボールを持ち出す
✅(どこに?)狙う場所はゴールキーパーとディフェンスラインの間
✅(どういう?)ニアなのかファーなのか、浮かすのか転がすのか蹴り分ける
出典:那須大亮 YouTubeチャンネル

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