【2試合目】W杯現地観観戦 3泊6日 6試合観戦

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FIFAワールドカップ カタール 2022

たもさん。
たもさん。

3泊6日 6試合観戦@ドーハ🏆

2022年11月20日に開幕した「FIFAワールドカップ カタール2022」を3泊6日で現地観戦。大会史上もっともコンパクトな大会という利点を最大限に生かして「1日2試合×3日で6試合」を観戦してきました⚽

観戦初戦の「デンマークvs.チュニジア」が行われたのは「Education City Stadium」。両国のサポーターで賑わうのを目の当たりすると「FIFAワールドカップ」が単なるサッカーの試合でなく、国家や民族、宗教など、様々な人々の思いが詰まった対抗戦なんだと改めて実感させられました。

試合終了後に外へ出ると、スタジアムがライトアップされ雰囲気が変わっていました。中東の地・カタールで最初の夜を迎える中、地下鉄の「Education City」駅から「Green LINE」に乗車して「Msheireb」駅まで移動。ここで「Red LINE」に乗り換えます。

「Al Wakra」駅からスタジアムまでの直通のシャトルバスに揺られること10分ほどで到着。無料で利用できる地下鉄は間隔短く運行されているし、バスも大量に用意してくれているので、スタジアムに辿りつかないという心配がないんので、本当にありがたかった。

しかし いずれも共交通機関も寒くて、寒くて、寒くて…私は厚手のパーカーを持参していたので、少しは寒さをしのげていたのですが、自国の半そでユニフォームを着ている人などの体調の変化が心配になるくらいでした。

フランス vs オーストラリア

アルジャヌーブ・スタジアム」は、新国立競技場の設計を担当した「ザハ・ハディッド」の建築家チームによって手がけられたスタジアムで2019年5月16日に完成。

曲線的なポストモダン建築とネオ・フューチャリズムの要素を併せ持つデザインが特徴で、屋根の外観はカタールの伝統的な漁船「ダウ船」をイメージしたデザインとなっているそうです(ウキペディアより抜粋)

現地 22時キックオフの試合なので、2時間前の20時ごろにはスタジアムに到着しました。辺りはすっかり暗くなり、日が暮れると一気に気温も急落。昼と夜の寒暖差、そして地下鉄やバスなどの交通機関の冷房の効かせ過ぎということもあり、私の身体もじわじわと異変が…

スタジアム近くにそびえるワールドカップトロフィーがフォトスポットとして輝きを放っていました。日本の初戦であるドイツ戦前夜ということもあり、SAMURAI BLUEのユニフォームを着た多くの日本人サポーターの姿が見られました。

出店ブースには、両国の国旗と手旗が無料で配られ、フランス国旗が早くも在庫切れになっていました。さすが前回大会の王者・フランス、サポーター人気も期待も大きいようです。

ザハさんが設計したというモダンなデザインのスタジアムは、ライトアップされ、より幻想的な雰囲気を醸し出していました。

モチーフとなった「ダウ船」は、ムスリム商人(アラビア商人)が使っていた大型の木造帆船で大きな三角帆が特徴で、個人的には新国立競技場のデザインにも似ているという印象を受けました。

2022年11月22日(火)22:00KO
フランス 4-1 オーストラリア
🌎アルジャヌーブ スタジアム
🎫40,875人

今大会観戦する2試合目は「グループD 第1節 フランス vs オーストラリア」⚽

前回の優勝国であるフランスとアジア最終予選で戦ったオーストラリアによる対戦は、日本代表の実力がどのレベルなのかということが測れる、興味深い一戦にもなりました。

フランスはバロンドールを受賞したベンゼマが大会直前に負傷により離脱。そのベンゼマに代わってジルーがスタメンに名を連ねました。

対するオーストラリアは、ファジアーノ岡山の所属しているミッチェル デュークが出場するなど、ちょっと親近感があるが嬉しい。

巨大なワールドカップトロフィーを中心にした豪快な炎による演出が試合前のセレモニー。暗転したスタジアムにではスマホのライトが輝き、ピッチでは巨大な国旗と大会ロゴ、そしてワールドカップトロフィーと、単なるサッカーの試合じゃな雰囲気を醸し出していました。

試合は9分にオーストラリアのグットウィンが先制するという思わぬ展開からスタート。しかもこのプレーで左サイドバックのリュカ・エルナンデスが負傷。早い時間帯でのアクシデントに代わって入ったのが弟のテオ・エルナンデス。負傷した兄に代わって急きょ出場した弟が、今大会でチャンスをモノにするとは、この時は誰も予想していませんでした。

そのフランスは27分、コーナーキックの流れからテオ・エルナンデスが入れたボールにラビオが同点ゴールを決めます。さらに32分、相手キーパーからのビルドアップにプレスをかけたラビオがボールを奪う。このボールをエムバぺがはたいて、ふたたびラビオ、そしてジルーがゴールして、2-1で試前半を終えます。

後半、エムバぺがボールを持つたび、スタジアムが騒然となります。圧倒的なスピードとフィジカルで相手選手を寄せ付けず、ゴールへ突進していく姿は、まさに現代サッカーを体現しているかの如く。

そのエムバぺは後半23分。左サイドに抜け出してシュートするが右サイドへ流れてしまいます。そのボールを拾ったデンベレが入れたクロスボールに頭で合わせたのがエムバぺでした。

さらに後半26分、今大会初ゴールを決めたエムバぺのエンジンが本格始動。左サイドでボールを受けると対峙したアトキンソンをものともせずに、ペナルティエリアに侵入してジルーのゴールをアシスト。

大会前、不安視されていたフランスが、アジア代表のオーストラリアの挑戦を退け4対1で勝利。「エムバぺ劇場」の序章を生で観戦することが出来て本当に良かった。感動ものでした。

フランスの快勝で盛り上がった試合は良かったのですが、試合終了時間は24時を回っていました。すっかり外も寒くなり、キンキンに冷房が効いたバスでシャトルホテルへ送迎…寒すぎた。

そんなカタールの地での滞在時間は残り3日、現地観戦は残り4試合となりました。

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