FIFAワールドカップ カタール 2022
3泊6日 6試合観戦@ドーハ🏆
2022年11月20日に開幕した「FIFAワールドカップ カタール2022」を3泊6日で現地観戦。大会史上もっともコンパクトな大会という利点を最大限に生かして、「1日2試合×3日 6試合」を観戦してきました⚽
日本の出発は11月21日(月)で26日(土)午後には帰国するという旅程での3泊6日。出発前に開幕セレモニーと「カタールvs.エクアドル」をテレビで観戦して気持ちを高め、成田空港を目指しました。
空港にはすでに日本代表のユニフォームを着て盛り上がっているサポーターの姿が多く、2日後に控えたドイツ代表との決戦間近なんだと実感。
成田空港を飛び立った飛行機は、アブダビ国際空港を経由して現地時間の11月22日(火)3時前にドーハ国際空港に到着しました。入国審査はワールドカップ仕様になっているのか、とてもスムーズに入国手続きを終えられたので、3時過ぎには手続きが完了しました。
しかしそんな時間に入国できたとしても予約してあるホテルチェックインは15時なのでどうしたものかと。とりえあえず荷物は預かってもらえ、前に宿泊している客がいなければアーリーチェックインも可能な場合もあるという情報だったので、空港内で日の出を待ってからホテルに向かいました。
空港からホテルまでの直行シャトルバスが運行しているというメールに書いてあっただが、インフォメーションに聞くとバスを乗り継いで行けると言われてしまう。それならばとグーグルマップを信じて乗ったバスで、もう一つの国際空港のハマド国際空港へ向かうと、ようやくホテルまでのシャトルバスを見つけられました。
シャトルバスに揺られること1時間ほど、ドーハ市内から南下した先に「Barwa Barahat Al Janoub」という今大会の宿泊者向けに突貫工事で建設されたホテルに到着。見渡す限り、というか、見渡せないくらい広大な場所に3階建ての都営住宅的な集合住宅に辿り着きました。
チェックインは15時だったのですが、前に宿泊者がいないということもあり、8時という時間にも関わらず、チェックインすることが出来て部屋も使って良いと言われました。部屋は「Cluster P」という区画だったのですが、AからQまであるようで、全部で17区画もあるといういわゆる「マンモス団地」の宿泊施設でした。
部屋はツインルームで1泊およそ日本円で10,000円ほど。今大会では宿泊施設が少なく、そして高額だと問題になっているので、まだ良心的な値段のホテルを予約できたのでとても助かりました。
新築というか、大会直前に工事が終了したようで、シャワールームの防水加工がままなっていなかったり、床がざらざらのままだったりと、いろいろありましたが、試合を観戦するだけなので、鍵付きの部屋で雨風しのげてシャワーがあってベットがあれば、問題ありません。ただしシャワーの水圧が弱すぎる。ちょろちょろ…
デンマーク vs チュニジア
ドーハ入りして約8時間後が現地観戦の1試合目がキックオフ時間という強行日程。早めにチェックインしてもらえたので、仮眠をとれてシャワーを浴びることが出来てリフレッシュした状態で、地下鉄の駅までのシャトルバスに乗車しました。
そのシャトルバスは本当にありがたい。無料で使えてとてもありがたいんだけど、バスの冷房が効かせすぎで困りものでした。外は直射日光全開で暑いのは分かるんだけど、車内の冷房全開にし過ぎ。さっそく寒暖差に苦しむアウェイの洗礼を浴びて、ノドをやられてしまいました。マスクはしてたんですけど防げませんでした。
バスは地下鉄の「Al Wakra」という駅まで行ってくれました。ここで「Red LINE」へ乗り換え。この地下鉄でドーハ市内に移動できるのですが、この駅では地上駅で、いかにも中東らしい巨大なという建造物なのでいきなり圧倒されました。
「Red LINE」は広大に広がった砂漠地帯を快走していくとても快適な移動手段でした。その地下鉄に揺られること20分ほどで「Msheireb」というターミナル駅に到着。ここで「Green LINE」に乗り換え。あそして20分ほどで「Education City」駅に到着しました。
「Education City」はその名の通り世界有数の教育機関の支部キャンパス、地元の研究大学、スタートアップ インキュベーター、テクノロジー パーク、遺産、文化施設などがある場所だそうです。とてもキレイに整備された地区で、さすが資金が潤沢な国は教育機関にも力を注いでいるようでした。
「Education City Stadium」の前ではワールドカップの巨大なトロフィーがお出迎え。ここでようやく「ワールドカップに来たぜ!」と実感が沸いてきました。荷物検査を抜けた先では、対戦する両国のフラッグが配布されているブースがあって、それぞれのサポーターが身にまとったりして、大会を盛り上げていました。これぞ国別対抗戦であるワールドカップな雰囲気という感じでした。
現地観戦者の多くから不満続出のスタジアムグルメ。売店にはバドワイザーのノンアルコール(30QAR=約1,140円)のみで、スタジアムでビールは飲めません。もちろんドリンクはコカ・コーラ製品のみで、ミネラルウォーターが10QAR(約380円)、コカ・コーラやスプライトとかは15QAR(約570円)となかなかのお値段。
私は何も食べずにスタジアムに直行してしまったため、とりあえずお腹を満たそうと、コカ・コーラとホットドック(25QAR=約950円)を注文しました。堂安選手ばりにVISAタッチをしようと準備をしていたところ、売店のおねえさんが私に「フリー!フリー!」と言ってくるのです。どういうこと?!と、よく分からないまま、何故か無料でコカ・コーラとホットドックにありつけることが出来ました。味はともかく…とてもありがたい、ごちそうさまでした。Thanks QATAR!!
⚽デンマーク 0-0 チュニジア
🌎エディケーションシティ スタジアム
🎫42,925人
今大会の現地観戦初戦は「グループDの第1節 デンマークvs.チュニジア」⚽デンマークのキャプテンのエリクセンは、昨年6月の「EURO 2020」で試合中に意識不明で倒れたとは思えないくらい元気にプレーしていて、その姿を生で観られただけでも感激ものでした。
しかし両チームとも大会初戦とあって探り合う時間が長くつづく試合となってしまいました。長旅を疲弊した私の身体には過酷な時間でした。ワールドカップを現地で観戦しているんだというプライスレスを感じながらも、ところどころ記憶をなくしつつ、ゴールレスの時間が続きました。
そしてそのままタイムアアップ。現地観戦1試合目となった試合は、何と今大会初となるスコアレスドローに。それはないぜ😢
地理的にもカタールから近いチュニジアから多くのサポーターを集めたバックスタンド。グループステージ突破に向けた貴重な勝ち点1を獲得したチームに大きな拍手を送っていました。
13時のキックオフということなので暑いのかと心配していたのですが、スタジアム内は涼しく、むしろ涼しすぎて私は上着を着ていました。ピッチ上は直射日光が降り注ぐ場所は暑いと思うのですが、選手たちの動きを見ても酷暑の中でプレーしているという感じには見えませんでした。
現地観戦も残すところあと5試合、どんな試合が待っているのかと心躍らせながら、次のスタジアムに移動するのでした。