「絶対に負けられない戦い」…だったはず
アジア最終予選という厳しい戦いの初戦で敗戦…😭
2021年9月2日「FIFAワールドカップ カタール大会 アジア最終予選」の初戦となる「日本代表 vs. オマーン代表」が大雨が降る「パナソニックスタジアム吹田」で行わました。森保一監督率いる日本代表は、オマーン代表に0-1での敗戦。「絶対に負けられない戦い」だったはずの初戦を落としてしまいました😢
現行のホームアンドアウェー方式になってから、アジア最終予選の初戦を落とした国は、本大会出場を果たせていませんでした。前回は「確率0%」から6大会連続の出場権を獲得した日本代表。それは奇跡的な出来事だった…はずなのですが、またしてもこの困難な状況に陥ってしまった…😢
- 1986年 メキシコ大会
日本 (1ー3) 韓国→ 本大会出場ならず ※最終予選は1試合のみ
参照:「木村和司 伝説のフリーキック」
1994年 アメリカ大会
日本 (0ー0) サウジアラビア → 本大会出場ならず
参照:「ドーハの悲劇」※最終戦のイラン戦 - 1998年 フランス大会
日本 (6ー3) ウズベキスタン → 本大会初出場 → グループリーグ敗退 - 2002年 日韓大会
開催国のため予選免除 → 本大会出場 → ベスト16 - 2006年 ドイツ大会
日本 (2ー1) 北朝鮮 → 本大会出場 → グループリーグ敗退 - 2010年 南アフリカ大会
バーレーン(2ー1) 日本 → 本大会出場 → ベスト16 - 2014年 ブラジル大会
日本 (3ー0) オマーン → 本大会出場 → グループリーグ敗退 - 2018年 ロシア大会
日本 (1ー2)UAE → 本大会出場 → ベスト16 - 2022年 カタール大会
日本 (0ー1) オマーン → ???
「おっしゃる通りですね」
自国開催の「東京オリンピック」でメダルを獲得できなかった「森保一監督」。「U24日本代表」から「SAMURAI JAPAN」にシフトチェンジして「FIFAワールドカップ カタール大会」の出場権獲得は至上命題です。しかし「東京オリンピック」準々決勝のスペイン戦、3位決定戦のメキシコ戦に続き、今回のオマーン戦での敗戦で「3連敗」。この結果を問題視する危機感を持って欲しい
試合直後のインタビューで繰り返す「森保一監督」の「おっしゃる通りですね」という言葉。この言葉を耳にすると、全身のチカラが抜けてしまうのは私だけでしょうか。こんな受け答えをする人が、戦う集団のリーダーとして適任なのだろうか?
今回、テレビ朝日系の全国放送に加え、DAZNでも配信。メインチャンネルでは、元日本監督の「岡田武史さん」、元日本代表の「戸田和幸さん」。サブチャンネルでは、元日本代表の「中村憲剛さん」と「岩政大樹さん」という豪華なメンバーによる解説。失点直後に絶句する面々…😢
今後の戦いのヒントが隠されているはずなので、試合後の「岡田武史さん」 言葉をまとめました📝
「相当動揺しているのは確かですね」
「攻守にわたって守備でもボールを奪えるチャンスがなかったし チームとしてもほとんどプレッシャーがかからなかった。攻撃でもチャンスらしいチャンスがあまり作れなかったですね」
「今までの対戦相手とはちょっと違ったレベル。そしてコンディションの問題」
「ショックな敗戦ですね」
「走るとか 前に行くとか そういう基本的なところ。ボール際で1対1に負けないとか 戻ってきてプレッシャーはさんでやるとか 何か基本的なところをもう一回見直すことが大切かもしれないですね」
「日本チームが良くないときって大体こうなんですよ。淡々と一人一人 自分のせいではないってなってくるんですよ。その中でも言い合いしてでも「よし、もう1回行くぞ」みたいなそういう勝負への執着心みたいなものを出していかないといけないと思います」
「喧嘩してでも お互いが要求をしていかなければならない」
「基本的にサイドにボールが出たときに横へのサポートばかりで 前に出ていくという意識が少なすぎて それで横パス狙われてというのが多過ぎる」
「前に一人行くから横パスが通るっていうのがあるんだけど 基本的にゴールに向かって行く姿勢とか そういうのが少し足りなかった」
「コンディションの問題もあるとは思うんだけど ポゼッション率は高かったんだけど 横にではなく斜めに出ていくという もうちょっと走り そこにパスが出なくても次のやつが横に来たらフリーになるということが起こると思うですけどね」
「こういうときはメンタルだけじゃなくてね。基本に戻るというしかないと思いますね」
「マイボールになったらゴールに向かって行くんですよ。相手ボールになったらボールを取りに行くんです まずそれがあって戦術というのが付いてくる その一番大事なところを忘れてはダメだという気がします」
百戦錬磨の「岡田武史さん」の言葉が胸に刺さります。「基本的なこと」が出来てないという指摘を繰り返す。そして「絶対に本大会に出場するぞ!」という気持ちで試合に臨んでないように映っていたのでしょうか👓
勝利したオマーン代表は、悲願の初出場に向けてアウェイでの日本戦へ準備をしてきました。クロアチア出身のイバンコビッチ監督、母国セルビアで1か月にわたる長期合宿を実施。国内組を中心に構成されたオマーン代表はテストマッチを重ね万全の体制で日本戦を迎えたそうです🔥
コンディションが悪く、満足にトレーニング出来ない海外組をかき集めた日本代表が勝てる要素が少なかったようです😢
「0%」からの本大会出場
またも低い確率に挑戦することになった日本代表😤
2016年9月1日 ハリルホジッチ監督率いる日本代表は「FIFAワールドカップロシア大会 アジア最終予選」の初戦であるUAE戦に1-2で逆転負け。現行のホームアンドアウェー方式になってから、同予選の初戦を落とした国は、本大会出場を果たせていない。チームは「確率0%」からの巻き返しを強いられました
前回と同じ初戦 しかもホーム(前回はさいたまスタジアム)での敗戦。しかし続く第2戦のアウェイでタイに0-2で勝利しました。そこからは7戦負けなしとなり、ホームに迎えたオーストラリアに勝利して本大会出場を決めたのです⚽
ということは、つづく第2戦の中国戦こそ が「絶対に負けられない戦い」 になります🔥引分け、ましては負けることは絶対に許されません😤
9月8日(水)00:00KO: vs. 中国代表 @ Khalifa International Stadium(カタール)
9月7日(火)23:30配信開始 @ DAZNメインチャンネル
解説:中村憲剛氏/ゲスト:岡田武史氏