【感想】俺は主夫。職業、現役Jリーガー

目次

大久保嘉人が描いた家族とは

たもさん。
たもさん。

元日本代表ストライカーの家族愛😊


Jリーグ、リーガエスパニョーラ、ドイツ・ブンデスリーガ、そして日本代表として活躍してきた「大久保 嘉人」。「史上初の3年連続Jリーグ得点王(2013~2015年)」であり「 J1通算最多得点記録保持者 (191ゴール)」です。
その輝かしい記録、記憶に残るゴールやプレーでファンやサポーターを魅了してきました。しかし残念ながら2021年シーズンをもって現役引退を表明。そのラストイヤーとなった昨年、彼は現役のJリーガーとしてだけでなく ひとりの父親として大きな挑戦をしていました。

大久保 嘉人 Yoshito Okubo
生年月日:1982年6月9日
出身地:福岡県
選手歴:国見高→セレッソ大阪→マジョルカ/スペイン→セレッソ大阪→ヴィッセル神戸→ヴォルフスブルグ/ドイツ→ヴィッセル神戸→川崎フロンターレ→FC東京→川崎フロンターレ→ジュビロ磐田→東京ヴェルディ→セレッソ大阪(2021)

彼の情熱はサッカーだけでなく、家族、育児にも全力で取り組んでいました。Jリーガーであり 4人の男の子の父親でもある「大久保嘉人」さん。

2021年1月に「東京ヴェルディ」から「セレッソ大阪」への移籍が決まり 単身赴任での大阪入りを決意。そこで三男の橙利くん(当時9歳)が「オレも行きたい」と決意表明します。家族が仰天する中、橙利くんの決意は揺るぎません。3月に小学校の転校手続きを済ませた橙利くんも大阪へ。そこから現役Jリーガーの父と9歳の息子との二人暮らしが始まりました。

現役選手だからこそのチャレンジする姿
そんな「育児と仕事を組み合わせて生きていくための方法」を教えてくれるのが、

『俺は主夫。職業、現役Jリーガー』著:大久保嘉人

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もしも自分が現役のアスリートだったとしたらと思うとそんな決断しないと思います。本当に凄い決断7「大久保嘉人」さんが描いた家族愛溢れる本でした📙

しっかりと家族と向き合い「育児と仕事を両立していこう」と思っている人、「家族」とは何なんだろうと思っている人、そして「新たな挑戦」が踏み出せていない人、そういう方におすすめできる本だと思いました✅

育児を頑張っている、頑張っていこうと思っている人
家族って何だろうと感じている人
新しい挑戦をしようとしている人

おすすめポイント

大久保家の父・嘉人の成長日記
三男(橙利君)にとっての挑戦
「大久保嘉人」という生き方

この本の企画は「現役アスリート✕育児日記」というコンセプトだったのかなと思います。しかし私が読んだところでは、単身赴任する父親について行くという挑戦を決意した息子さんの成長日記だったのではないでしょうか📙

三男の橙利くんは、元日本代表の現役Jリーガーの父、4人の息子たちの育児に奮闘する母、6つ上の長男、2つ上の次男、そして年中の四男という6人家族の一人です。自宅のある横浜では、橙利くんの能力を発揮する場所、プレーエリアがない状態だったのではないでしょうか。自分がより成長できる場所に自らを赴くという決意をした橙利くん。さすがゴールを量産してきた父の血を受け継ぐ息子です。こんな絶好のラストパスを見逃すはずはありませんでした⚽

父・嘉人が経験してきた波乱万丈のサッカー人生。中学入学から親元を離れ、長崎県・国見でのサッカー漬けの毎日、それは橙利くんが想像できないほど大きな挑戦だったのではないでしょうか。しかしその経験があるからこそのプロサッカー選手として、さらには日本代表まで昇りつめた人生を過ごした父の姿を橙利くんは見てきたはずです👨‍👩‍👦

橙利くんが決意した挑戦に対して、父・嘉人は「この経験は必ずの力になる」と考えに賛同します。この決断が、橙利くん そして大久保家にとって素晴らしい未来につながることを願います🌟

ですが…規格外のプレーを魅せてくれる「大久保嘉人」というサッカー選手が引退してしまったのは残念でなりません。家族あっての「大久保嘉人」でありますが、日本サッカーの宝でもあったので、この本に描かれた息子さんとの単身赴によって引退が少し早まってしまったのではとも思ってしまいました😢

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