【 1994年】J.league史の教科書

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Jリーグ2年(平成6年)

たもさん。
たもさん。

華々しくスタートした「Jリーグ」は93年の新語・流行語大賞を受賞するなど、世はまさに「Jリーグバルブ」!!

1993年の開幕時には参戦出来なかったアマチュアの強豪の2チーム「ジュビロ磐田(ヤマハ発動機サッカー部)」と「ベルマーレ平塚(フジタ工業サッカー部)※現 湘南ベルマーレ」が加わり「全12チーム」に!

日本代表で大活躍したゴンこと「中山雅史」を擁するJリーグ初参戦の「ジュビロ磐田」。日本代表監督だった「ハンス・オフト」を監督に招聘し、元イタリア代表の「サルバトーレ・スキラッチ」も加入して、初優勝に期待が高まっていましたが、1stも2ndステージも7位と思うような成績を残せませんでした。

この年の夏、ヴェルディ川崎の初優勝メンバーでありJリーグ初代MVPの「三浦知良」が欧州に初挑戦します。セリエAのジェノアに移籍したカズは開幕戦でミランと対戦。イタリア代表のバレージとの接触で鼻骨を骨折しますが、復帰初戦のサンプドリア戦で見事、日本人で初めてセリエA初ゴールを決めます。

  • 鹿島アントラーズ
  • 浦和レッズ
  • ジェフユナイテッド市原
  • ヴェルディ川崎
  • 横浜マリノス
  • 横浜フリューゲルス
  • ベルマーレ平塚
  • 清水エスパルス
  • ジュビロ磐田
  • 名古屋グランパスエイト
  • ガンバ大阪
  • サンフレッチェ広島

大会レギュレーション

1994年は「FIFAワールドカップ アメリカ大会」が行われるため、およそに2ヶ月の中断期間(日本代表は出場しませんけどね)を挟んで、サントリーシリーズとNICOSシリーズを開催。
昨シーズンに引き続き「Vゴール方式」による延長戦、そしてPK戦での完全決着を採用しました。

  • 1994年3月12日~11月19日
  • 12チームによるホーム&アウェイの総当たり(132試合×2ステージ 計264試合)
  • 2ステージ制(1st:サントリーシリーズ 2nd:NICOSシリーズ)
  • サントリーシリーズ 優勝:サンフレッチェ広島
  • NICOSシリーズ 優勝:ヴェルディ川崎
  • サントリーチャンピオンシップ (1994年11月26日@広島ビッグアーチ、12月2日@国立霞ヶ丘競技場)
    サンフレッチェ広島 vs. ヴェルディ川崎
    第1戦 広島0-1V川崎/第2戦 V川崎1-0広島
  • 年間チャンピオン:ヴェルディ川崎(2年連続2度目)
  • MVP:ペレイラ(ヴェルディ川崎)
  • 得点王:オルデネビッツ/30ゴール(ジェフ市原)
  • 新人王:田坂和昭(ベルマーレ平塚)
  • 最優秀監督:松木安太郎(ヴェルディ川崎)
🏆第1回ゼロックススーパーカップ優勝:ヴェルディ川崎(初優勝)/準決勝:横浜フリューゲルス
🏆第2回ナビスコカップ優勝:ヴェルディ川崎(3大会連続3度目)/準決勝:ジュビロ磐田
🏆第74回天皇杯優勝:ベルマーレ平塚(15大会ぶり3度目 ※前身時代を含む)/準決勝:セレッソ大阪
出典:Jリーグ公式チャンネル

大会記録

たもさん。
たもさん。

94年もJリーグ人気に沸いた日本列島。チケットは入手困難になりプラチナ化
国立競技場での開催は5万人以上も動員するビッグなプロスポーツイベントに!

当時は全国放送で生中継をしていた時代でした。さすがに試合中はCMが流せないので、企業名や商品名をロールスーパーで出したり、分割画面にしてCMを挿入していた記憶があります。いまにして思えば、時代を先駆けたYouTubeのような広告表示だったんです。
個人的にはこの年、チケットをまったく買えませんでした😭😭😭

  • 最多観客試合 55,125人
    94年9月17日 NICOSシリーズ 第11節 浦和vs.V川崎@国立霞ヶ丘競技場
  • 最多得点試合 名古屋 7ー2 浦和
    名古屋:藤川久孝、森山泰行2、ジョルジーニョ2、エリベウトン2
    浦和:オウンゴール、岡野雅行
    94年3月26日 サントリーシリーズ 第5節 名古屋vs.浦和@瑞穂球技場
  • Jリーグ通算 1,000ゴール メディナベージョ(横浜マリノス)
    94年8月17日 NICOSシリーズ 第3節 横浜Mvs.鹿島@三ツ沢

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