平日の夜にゴールレスか…
延期試合@フクアリ⚽
2022年8月17日 水曜日「フクダ電子アリーナ」で行われた「J2リーグ 第28節」の「ジェフユナイテッド千葉」vs.「ヴァンフォーレ甲府」を現地観戦⚽
当初は7月23日に予定されていましたが、甲府の選手に新型コロナウイルスの陽性者が多数出たため、エントリー可能人数が満たせずに開催中止に。そしてこの日、水曜夜に延期試合の開催となりました。
3日前の町田戦で3試合ぶりに敗戦した千葉。昇格プレーオフ圏内まで勝ち点6差の10位。公式戦ではここ6試合負けなしと相性の良い甲府をホームに迎えました。
甲府はリーグでここ5試合で「2勝3分」と負けなしと好調。3試合連続で途中出場でゴールを決めている「三平和司」。アフロヘアの大きさと比例して、どんどん調子を上げている。今日のフクアリでも「サンペイタイム」があるのか、楽しみな一戦です。
ジェフ千葉 vs. ヴァンフォーレ甲府
⚽ジェフ千葉 0-0 ヴァンフォーレ甲府
🗾フクダ電子アリーナ
🎫3,790人
【千葉】チームの危機を救った若いチカラ
「ジェフユナイテッド千葉」は、キャプテンマークを巻き、前半戦チームをけん引してきた「鈴木大輔」が7月23日のトレーニングにて「左腓骨筋腱脱臼(ひだりひこつきんけんだっきゅう)」を負傷。クラブは8月9日に手術を受けて全治3ヶ月の見込みであることを発表していました。
試合前の記念撮影で鈴木大輔のユニフォームを掲げた「田口泰士」の姿がありました。彼からキャプテンマークを託された決意で臨む田口。鈴木大輔が戻ってくるであろう、シーズン終盤にどんな順位になっているのか、千葉の昇格へのサバイバルマッチは続きます。
真夏の連戦の影響もあるのか、両チームとも決定機が少ないまま、72分の千葉に最高級のゴールチャンスが生まれます。田口が狙いすましたロングフィードにタイミング良く右サイドを抜け出した「末吉塁」。しかしシュートはキーパー「岡西宏祐」にセーブされてしまいます。
決定機を逃した千葉は、その後ディフェンス陣にアクシデントが続出します。80分にセットプレーで攻撃参加した「田邊秀斗」が右足を負傷。87分にジェフ千葉U18所属の17才の「谷田壮志朗」。90分には負傷した「佐々木翔悟」に代わって、同じU18所属の18才の「桑原晃大」と二人の選手がJリーグデビューを飾りました。
スクランブルでの出場となった谷田と桑原でしたが、落ち着いたプレーで無失点に貢献。何とか引分けに持ち込みました。しかし千葉はプレーオフ圏がまた一歩遠のく勝ち点1に終わりました。
【甲府】わんわん対決の軍配は?!
「ヴァンフォーレ甲府」は、ホームでのロアッソ熊本戦では、リードされた場面で投入された「三平和司」が3試合連続となるゴール。何とか引分けに持ち込みプレーオフ圏内入りに望みをつなぎました。
中3日で迎えるアウェイの千葉戦に勝利すれば順位が入れ替わるだけに、2試合ぶりとなる勝利をあげたいところです。「わんわん対決」の軍配はどちらに上がるのか?!
甲府の「吉田達磨監督」は、千葉の3トップ(櫻川、ブワニカ、見木)に対抗するためか、本来の3バックでなく、4バック気味に待ち構えて、攻撃を仕掛けるフォーメーションでした。
守備陣形を取るときは5バックになり、攻撃時は「須貝英大」が中央にどんどん仕掛けていったり、「長谷川元希」が下りてきて3ボランチみたいになったりと、いろいろと試しているような感じました。
唯一期待が持てたのは、左サイドバックの「荒木翔」のクロスボールで、ほとんど甲府にチャンスシーンはありませんでした(シュート3本)。66分に投入された「三木和司」にも良いボールが供給されず、87分に送り出した「ジェトゥリオ」と「フォゲッチ」は出場時間が短すぎ。
これでこの対戦、4試合連続での引き分け。ゴールがすべてではないとは分かっていますが、ゴールシーンは観たかった。お盆休み明け、平日夜に集まった両チームのサポーターのがっかり肩を落として、帰路につくことになってしまいました。