シュート2本で勝利?!【ルヴァンカップ】

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シュート2本で浦和レッズが勝利!

たもさん。
たもさん。

浦和レッズは何と効率の勝ち方だったんだろう
サッカーってこういうことが起こるスポーツなんですよね⚽

2021年6月6日 ノエビアスタジアム神戸で行われた「JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ 第1戦 ヴィッセル神戸 vs. 浦和レッズ」一戦で、アウェイの「浦和レッズ」が、わずか「シュート2本」で「2-1」として「ヴィッセル神戸」とのプレーオフ 第1戦に勝利しました👍

Jリーグの公式記録では、「浦和レッズ」のシュート数は「5」になってますが、現場で中継していたスタッフからすると「浦和レッズ」のシュートらしいシュートが無かったんだろうなと思いました。

試合は開始3分に先制した「ヴィッセル神戸」が試合を優位に進めていました。「浦和レッズ」は攻守のキーマンである「小泉佳穂」不在の影響が大きいのか、攻撃の形にならない時間帯が続きましたが、サッカーは分からないものです。

前半のアディショナルタイムに「伊藤敦樹」のチーム「1本目のシュート」で同点。後半に入っても「浦和レッズ」のシュート数がカウントされることなく時間は進み、迎えた77分、神戸の「菊池流帆」がバックパスの対応で足を滑らせてしまい、これを見逃さなかった「興梠慎三」がチーム「2本目のシュート」で逆転勝利しました。

試合ハイライトには、64分「汰木康也」のコーナーキックを「伊藤敦樹」頭で合わせたボールをキーパー「前川黛也」がキャッチしていますが、これもシュートなんでしょうかね?🤔

出典:Jリーグ公式チャンネル

そもそもシュートの定義って?

そもそもシュートの定義って何なんだろう?という素朴な疑問です。スポナビの「[Jリーグ]試合経過ページのスタッツについて」には、下記のように書かれていました。
ゴールを目的としたプレーです。クロス等がゴールを脅かすなど、選手の意図と異なった場合でも結果的にゴールを脅かした場合はシュートとしています。

ゴールを目的としたプレーかプレーじゃないか」ことが判断基準みたいですね。選手自身が意図してなくても、偶発的にゴール方向に向かったプレーはシュートってことだと理解しました。

現地での公式記録員が「あの選手はシュートしているとは思ってなくても、ゴール方向にボールが向かっているからシュートにカウントしよう」と判断する場合があるんだなと思いました📝

なお、Jリーグの公式サイトで「2021 明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項」が閲覧することが出来ます。その中の第 39 条〔公式記録〕に下記の記述がありましたので抜粋します。

「2020 明治安田生命J1・J2・J3リーグ戦試合実施要項」(抜粋)
第 39 条〔公式記録〕
(1) 記録員は、所定の公式記録用紙により試合記録を作成し、試合終了後、内容確認のため
マッチコミッショナー、主審およびホームクラブの運営担当(正)の署名を受けたのち、
すみやかに取材メディア関係者等に配布または配信する。

当たり前のことですが「記録員が試合記録を作成する」のです。

なのでスタンドから試合を観ていたファンやサポーター、画面を通して観ているテレビ中継スタッフ、そして視聴者のそれぞれの印象が違い、カウント数が異なってしまうのは仕方がないようです。

厳密にはペナルティエリア内かエリア外からキックされたボールでも異なり、ゴールの枠を外れた距離やポストやバーに当たったなど基準はあるみたいですが、最終的には記録員が記録するかしないかの判断に委ねられているようです。

「ヴィッセル神戸vs.浦和レッズ」のシュート数が「2」とカウントした中継スタッフと「5」とカウントした公式記録員は、結果的にそうなったというだけの話ですね📝

シュート1本で勝ったチームがありました!!

J1リーグでは見つけられなかったのですが、J2でその試合はありました。2018年4月23日に西京極で行われた「J2 第9節 京都サンガ vs. 徳島ヴォルティス」での出来事。

前半15分「徳島ヴォルティス」の「橋内優也」による1本目のシュートで先制。リードされた「京都サンガ」も13本のシュートもゴールならず、「0-1」で試合終了。「徳島ヴォルティス」まさかの「シュート1本での勝利」となりました⚽

出典:徳島ヴォルティス 公式ホームページ

試合後の「長島裕明」の監督会見や「橋内優也」のインタビューでも「シュート1本での勝利」といった話が出てなかったようです。「本当に本当に少ないチャンスをものにしましたね!」と聞いて欲しかったなー😉

2016年4月23日(土)16:04KO
⚽京都サンガF.C. 0-1 徳島ヴォルティス
🗾京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
🎫4,731人
徳島: 橋内優也(15分) 

負けるにしてもシュート0本はダメでしょ 

「シュート1本」で勝つのは珍しいにしても、「シュート0本」で負けるのは本当にプロとしてやってはいけないことだと思います。公式記録員の目ではもちろん、試合を観戦していたすべての人が、「シュート0本」だと認識されるような試合を二度としてはなりませんね😠

2021年5月12日 豊田スタジアムでの「第21節 名古屋グランパス vs. 鹿島アントラーズ」。首位 川崎フロンターレとの2連戦に連敗して調子を落としていた「名古屋グランパス」。「鹿島アントラーズ」を相手にして「シュート0本」で「0-2」での敗戦。「名古屋にチャンスがぜんぜん無いなー」と思いながら観ていたのですが、まさか「シュート0本」とは😅

さすがの「鹿島アントラーズ」は、この試合以外に「シュート0本」に抑えた試合をしていました。それはさかのぼること12年、2009年11月8日にカシマスタジアムで行われた「第31節 鹿島アントラーズ vs. モンテディオ山形」の一戦でも「シュート0本」の記録が残っています。もちろん試合は、鹿島が「2-0」山形に勝利しています👍

  • 2021明治安田生命J1リーグ 第21節
    名古屋グランパス 0-2
     鹿島アントラーズ
    鹿島:犬飼智也(32分)杉岡大暉(86分)
    2021年5月12日 @豊田スタジアム
  • 2009 J1リーグ 第31節
    鹿島アントラーズ 2-0
     モンテディオ山形
    鹿島:興梠慎三(20分)マルキーニョス(49分)
    2009年11月8日 @県立カシマサッカースタジアム
出典:Jリーグ公式チャンネル

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