Jリーグ監督交代の歴史

Jリーグ

今シーズン20人目の監督交代!

たもさん。
たもさん。

Jリーグの監督は本当に大変なお仕事なんですね😧

 2021年6月21日、19試合を戦って「勝ち点19」「17位」と低迷していた「松本山雅FC」が、ついに監督交代を決断しました。「柴田峡」に代わって新監督に「名波浩」。そして翌日には、5月末まで「SC相模原」の監督だった「三浦文丈」のヘッドコーチ就任も発表しました。
 今シーズンのJリーグでの監督交代をまとめてみると結構な人事異動があったんですね。暫定的に指揮をとった監督も含めて、今回で「20人目」です。すでに「全57クラブ中14クラブ」が監督交代をしています。監督交代率が「約25%」というかなり厳しい世界です🌎
 なお昨シーズンは新型コロナウイルスの影響も少なからずあったようで、6クラブで7度しかシーズン途中での監督交代しかありませんでした📝
 

日付クラブ名前監督新監督
2021.6.21松本山雅FC柴田峡名波浩(コーチ:三浦文丈)
2021.6.10横浜F・マリノスアンジェ・ポステコグルー松永英機(代行)
2021.6.7大宮アルディージャ佐々木則夫(代行)霜田正浩
2021.5.31SC相模原三浦文丈高木琢也
2021.5.26鹿児島ユナイテッドアーサー・パパス大島康明
2021.5.25大宮アルディージャ岩瀬健佐々木則夫(代行)
2021.5.24FC今治橋川和晃(代行)布啓一郎
2021.5.19FC今治リュイス・プラナグマ橋川和晃(代行)
2021.5.14モンテディオ山形佐藤尽(代行)ピーター・クラモフスキー
2021.5.13ガンバ大阪宮本恒靖松波正信
2021.5.4ガイナーレ鳥取増本浩平(代行)金鍾成
2021.5.9V・ファーレン長崎佐藤一樹(代行)松田浩
2021.5.4ガイナーレ鳥取髙木理己増本浩平(代行)
2021.5.3V・ファーレン長崎吉田孝行佐藤一樹(代行)
2021.4.22モンテディオ山形石丸清隆佐藤尽(代行)
2021.4.14鹿島アントラーズザーゴ相馬直樹
2021.4.12カマタマーレ讃岐西村俊寛(代行)ゼムノビッチ・ズドラブコ
2021.4.7愛媛FC和泉茂徳實好礼忠
2021.4.7横浜FC下平隆宏早川知伸
2021.3.31カマタマーレ讃岐上野山信行西村俊寛(代行)

シーズン途中での解任の歴史

たもさん。
たもさん。

シーズン途中で交代した最初の監督って誰だ?

 Jリーグ2年目の1994年6月15日 サントリーシリーズ終了後、「鹿島アントラーズ」の監督が、「宮本征勝」から「ジーコ」実兄の「エドゥー」に交代(させられた?)しました。これがJリーグ史上初のシーズン途中での監督交代だったようです。その当時の「鹿島アントラーズ」は、神様「ジーコ」の言うことは絶対だったと思います(今でもですね)。「エドゥー兄」を監督にして、功労者の「宮本征勝」に退いてもらうという情実人事(親族人事)だったんでしょうかね🧐
 これとは少し事情が異なっている監督交代が、同じ年の「清水エスパルス」で起きていました。1993年の2ndステージは優勝争いに加わり2位。翌94年の1stステージでも優勝争いに加わり2位に導いた「レオン監督」。成績不振という理由でなく、自身が選手と賄賂を行っていたことが発覚したことによる監督解任でした😞
 では最近では数多くなった成績不振による監督交代劇。1993年にJリーグがプロ化したとは言え、母体となった企業やスポンサーとの関係などという理由から、シーズンの途中でのドラスティックに監督交代をするという雰囲気ではかったような気がします。その始まりは誰だったのでしょうか?

⚽J史上初の成績不振による途中での監督交代⚽
木村文治(きむらぶんじ)

1991年より「横浜フリューゲルス」で加茂周監督の下でヘッドコーチ
1995年に加茂周が日本代表の監督に就任すると「横浜フリューゲルス」の監督に昇格
しかし1stステージ1995年5月6日第14節終了時点で「4勝10敗」という成績不振により辞任

 1995年「横浜フリューゲルス」は、ヘッドコーチからの昇格人事で「木村文治」監督が就任。しかしわずか14節で辞任に追い込まれ、後任はヘッドコーチだった「アントニオ・シルバ」に監督交代。就任直後の試合は、「横浜マリノス」との「横浜ダービー」でPK勝ちを収めています。
 しかし「シルバ」監督は、残りの1stステージで「5勝7分」で「13位/14チーム」、2ndステージで「11勝15敗」の「11位/14チーム」という成績でした。ちなみに彼は、この年で「横浜フリューゲルス」を退団して、96年は「清水エスパルス」のサテライトチームの監督を務めています。
 当時は「J2降格」という恐怖がない平和な時代でしたので、近年のような激しい人事異動が少なかったかもしれません🤔

監督交代でチームはどうなった?!

たもさん。
たもさん。

途中での監督交代は本当に効果あるの??

 2020年シーズンでのビッグな監督交代は、「ヴィッセル神戸」の「トルステン フィンク」から「三浦淳寛」でした。2019年元日開催の天皇杯で初優勝に導いた「フィンク」監督は、楽天マネーによるチーム強化を進め、さらなる結果が求められていました。しかし2019年シーズンは「8位」に終わり、2000年シーズンは20試合戦って「14位」と低迷し「YBCルヴァンカップ」も準々決勝敗退。これでは監督交代があっても仕方ないかと思います。
 「三浦淳寛」監督就任前後での成績を確認したのですが、リーグでの順位は上げること出来ずに「14位」のままでしたが、「AFCアジアチャンピオンズリーグ2020」では準決勝に進出。「蔚山現代」相手に疑惑の判定もあり、逆転負け惜しくも初の決勝進出とはならなかったのですが、クラブ史上最高の成績を残しました。そして現在リーグでは「4位」という好位置につけてます。今後の「三浦淳寛」監督の手腕へ期待が高まっています😉(2021年6月23日現在)

⚽「ヴィッセル神戸」監督交代劇⚽
・トルステン フィンク監督:2020年 J1 20試合 5勝8分7敗 14位/ YBC 準々決勝敗退 
・三浦淳寛監督:2020年 J1 14試合 4勝1分9敗 14位 / ACL ベスト4
→ 2021年 J1 19試合 9勝7分3敗 4位 / YBC プレーオフステージ敗退
出典:Jリーグ公式チャンネル

明日は我が身 監督は大変です 

 2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、シーズン途中での監督交代が少なかったです。しかし今シーズンは、昨シーズンでの特例の裏返しで、J1とJ2ともに「4クラブが降格」するという厳しい戦いを強いられています😠
 思うような結果が出ないクラブは、監督交代という「劇薬」を投入しないとならない状況が今後も増えていくと思います。そこで今シーズン、まだまだ監督交代があると予想されますが、ちょっとヤバそうかなと思っているの「J1チーム」のみを勝手にリストアップしました📝
 6月23日終了時点での順位表の下から見ていくと…🔍

順位クラブ名リーグ戦直近5試合監督ルヴァンカップ天皇杯
20位横浜FC△●●●●下平→早川グループステージ敗退2回戦敗退
19位大分トリニータ●●〇●△片野坂グループステージ敗退3回戦進出
18位柏レイソル△●●●●ネルシーニョグループステージ敗退3回戦進出
17位ガンバ大阪●●〇〇△宮本→松波プライムステージからの参加3回戦進出
16位ベガルタ仙台〇〇△△●手倉森グループステージ敗退2回戦敗退
15位清水エスパルス●●〇●〇ロティーナプレーオフステージ敗退3回戦進出
14位徳島ヴォルティス〇△●△●ポヤトスグループステージ敗退3回戦進出
13位湘南ベルマーレ●△△△〇浮嶋 敏プレーオフステージ敗退3回戦進出

 下位8チームの順位を見ると、一番ヤバそうなのが「柏レイソル」の「ネルシーニョ監督」ではないでしょうか。「オルンガ」が抜けた穴が大きすぎたようで、ここまでリーグワースト3位の「15ゴール」と攻撃の形を作れずに苦しんでいます。早く手を打たないとまたJ2降格してしまうかも…😨
 「横浜FC」は、既に「早川監督」交代していますが全然結果が出てません。もしかすると「奥寺康彦」が緊急出動でしょうか?!「大分トリニータ」は、主力が抜け過ぎのよる戦力ダウンという要因が大きいので「片野坂監督」を代えてどうこうなる話ではありません。「ガンバ大阪」もミスターガンバからミスターガンバへのバトンタッチをしてますし、ACLがあるのでそこでの結果次第なのかなと。
 「ベガルタ仙台」「清水エスパルス」」「徳島ヴォルティス」「湘南ベルマーレ」は、それぞれ結果が出てきているところなので、まだそこまでの危険信号は出てないように思えます🚥

 いずれにしても結果がすべてのプロリーグですので、監督交代はどうしても避けられません。勝つチームがあれば負けるチームがあるのが勝負の世界です。とは言え、目先の結果だけに捉われて、監督とコーチングスタッフに責任だけ押し付けるのは違うのかなとも思います。クラブが今後どうなっていくのかということも含めて、しっかりとした考えの上で将来を見据えたJリーグクラブを作って欲しいですね⚽

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