川崎フロンターレは強い😍
でもその敗戦から学ぶことが多いはず📚
2021年シーズンも強い「川崎フロンターレ」。リーグ戦21試合を終了して「17勝4分0」と未だ無敗。開幕前の「スーパー杯」と「天皇杯」の2試合を加えても今シーズンの公式戦は負けなし。この強い、強すぎる「川崎フロンターレ」が、対戦相手に与える大きな影響があることに気づいてしまいました😃
6月9日に行われた「第101回天皇杯 全日本サッカー選手権」の2回戦、J1で首位を独走する「川崎フロンターレ」はJ3の「AC長野パルセイロ」と対戦しました。日本代表に「谷口彰悟」と「山根視来」、U24代表に「三笘薫」「田中碧」「旗手怜央」と計5選手が招集され、主力選手が不在となる川崎。対する長野は、アウェイの今治戦から中3日で迎える天皇杯の初戦となりました。
川崎のスタメンは、5月30日の鹿島戦から6人、6月2日の横浜FC戦から2人を変更。長野は6月5日の今治戦から「藤山智史」以外の10人を入れ替えるなど、両チームとも何とかメンバー選考している感じでした⚽
2021年6月9日(水) 18:00 KO
川崎フロンターレ 1-1(PK4-3)長野パルセイロ @等々力陸上競技場
このような状況で迎えた試合は思わぬ展開となります。前回大会、そしてJリーグ王者にアップセットを狙う長野が先制ゴール。しかもリーグ戦からの連戦となる「藤山智史」のゴール。
前後半で29本ものシュートした川崎でしたがゴールは生まれず、前回王者が初戦で敗れてしまうのかと「ジャイアントキリング」を期待した人は多かったはずです。
しかし後半頭から入っていた「橘田健人」が起死回生の同点弾。試合は延長戦へ。川崎は延長戦でも6本シュートするも(長野は0本)ゴール決まらずPK戦に突入します。2人外した長野に対して、川崎は「家長昭博」が決めて、3回戦進出したという試合でした🏆
川崎戦のあとの祭りが大事!
「AC長野パルセイロ」が善戦した!ということを言いたい訳ではなく、川崎戦に敗れた次の試合がそのチームにとても大事なんじゃないかということです👍
長野は天皇杯での敗戦あと、中3日で「ガイナーレ鳥取」とのアウェイ戦を戦いました。長野にとってはアウェイ3連戦という過酷なスケジュールでの試合となりましたが、「8ゴール」という大量得点で鳥取に快勝しました⚽
2021年6月13日(日) 13:03 KO
ガイナーレ鳥取 1-8 AC長野パルセイロ @ チュウブYAJINスタジアム
長野:三田尚希(6分,22分,78分)/森川裕基(44分,72分)/上米良柊人(55分)/榊翔太(80分)/坪川潤之(83分)
試合後の監督会見で「横山雄次監督」が、「アウェイ3連戦の最後で昼間の13時キックオフの試合で、先日の天皇杯も120分間というタフな試合をしましたので、戦術というよりもコンディションの優れた選手を選びました。
戦術的な話をすると、鳥取さんは川崎フロンターレさんと似た、ボールを大事にするサッカーをするチームなので、川崎戦で僕たちが戦ったような試合をぶつけようという狙いはありました」と語り、
ハットトリックを決めた「三田尚希」選手は、「先日の天皇杯川崎戦の時も含めて、全員がしっかりとハードワーク出来たことが、勝てた要因だと思います」とコメントを残しています。
※「AC長野パルセイロ 公式サイト」より抜粋
天皇杯での川崎戦は、「AC長野パルセイロ」にとって大きな経験となったかもしれません。現在J3の「9位」と苦戦していますが、今後の戦いに注目していきたいと思います🔍
川崎戦の次の試合をどう戦う?
フロンターレとの試合結果とどう向き合うのかが大事なんです🤓
対戦前から「川崎フロンターレ」は強い、上手いというのは誰の目からも分かっています。だからといって腰の引けた戦いを挑んでは、勝てそうな試合展開になっても勝てません。
果敢に戦いを挑んで、その結果の勝敗です。開幕から無敵の川崎と対戦した20チームの対戦結果とその後の順位を検証してみました📖
- スーパーカップ (3-2) G大阪 ● → 第1節 vs. 神戸(0-1) ●
- 第1節 (2-0) 横浜FM ● → 第2節 vs. 広島(3-3) △
- 第11節※ (3-2) C大阪 ● → 第2節 vs. FC東京(2-3) ●
- 第2節 (5-1) 仙台 ● → 第3節 vs. 鳥栖(0-5) ●
- 第3節 (2-0) 徳島 ● → 第4節 vs. 福岡(1-2) ●
- 第4節 (1-0) 柏 ● → 第5節 vs. 鳥栖(0-2) ●
- 第5節 (1-1) 神戸 △ → 第6節 vs. 札幌(4-3) 〇
- 第6節 (5-0) 浦和 ● → YBC vs. 柏(0-1) ●
- 第7節 (2-0) 大分 ● → 第8節 vs. 神戸(0-1) ●
- 第8節 (1-0) 鳥栖 ● → 第9節 vs. 横浜FC(3-0) 〇
- 第9節 (4-2) FC東京 ● → 第10節 vs. 福岡(0-1) ●
- 第19節※ (3-1) 福岡 ● → 第10節 vs. FC東京(1-0) 〇
- 第10節 (1-1) 広島 △ → 第11節 vs. 福岡(0-1) ●
- 第22節※ (4-0) 名古屋 ● → 第12節 vs. 川崎(2-3) ●
- 第12節 (3-2) 名古屋 ● → 第13節 vs. C大阪(0-1) 〇
- 第13節 (2-0) G大阪 ● → 第20節 vs. 広島(1-2) ●
- 第20節※ (2-2) 仙台 △ → 第14節 vs. 福岡(0-1) ●
- 第14節 (2-0) 札幌 ● → YBC vs. 鹿島(0-0) △
- 第15節 (3-1) 横浜FC ● → 第16節 vs. 福岡(1-1) △
- 第16節 (1-1) 湘南 △ → 第17節 vs. 徳島(1-1) △
- 第17節 (2-1) 鹿島 ● → YBC vs. 清水(1-0) 〇
- 第21節※ (2-0) 横浜FC ● → 天皇杯 vs. 八戸(1-2) ●
- 天皇杯 (1ー1 PK4-3) 長野 ● → J3 第11節 vs. 鳥栖(8-1) 〇
※川崎 ACL出場のよる変則日程 ※6月16日更新
6月9日現在、2021年シーズンの川崎は、公式戦23試合戦って「19勝(PK勝ちを含む)4分0敗」。川崎戦に勝てなかったけど、次の試合に勝利した3チームをピックアップしました😄
✅第8節 (1-0) 鳥栖 ● → 第9節 vs. 横浜FC(3-0) 〇
✅第12節 (3-2) 名古屋 ● → 第13節 vs. C大阪(0-1) 〇
「ヴィッセル神戸」は、3月17日 ノエビアスタジアム神戸に川崎を迎えました。試合終了間際に「菊池流帆」のゴールが決まって、開幕からつづく川崎の連勝をついに止めた。つづく札幌戦での神戸は、3点のビハインドを逆転勝利するという2試合連続での劇的な試合を演じた。J1での順位は「6位」
「サガン鳥栖」は、4月7日に等々力で川崎と対戦。後半に一人少ない状況になりながらも粘ったのですが、「遠野大弥」に決められ惜敗。しかし次の横浜FC戦は「3-0」で勝利。その後の好調をキープして、現在の順位は「4位」
「名古屋グランパス」は、4月29日と5月4日に上位直接対決となった2連戦。ホームで4失点、アウェイで3失点と大量失点での連敗。何とか立て直したい名古屋は、つづくC大阪戦で勝利して連敗をストップさせた。現在の順位は「2位」ここで私が気づいてしまったことは…
スタジアムで観戦した4月14日の「川崎フロンターレ vs. アビスパ福岡@等々力」は、スコアだけ見ると「3-1」で川崎が快勝したように思えますが、この試合の私の印象は違いました。ミッドウィーク開催で、しかも大雨による濡れたピッチのコンディション、さらに落雷により後半キックオフ時間が遅れるという不確定要素だらけとなったこの日の等々力陸上競技場🌀⚡
そんな中での試合、福岡は積極的に川崎にアプローチを仕掛けてました。前半で古巣相手の「遠野大弥」のゴールで先制されますが、前半アディショナルタイムに「サロモンソン」が見事なフリーキックを決めて同点で試合を折り返します。
福岡は同じく古巣相手となるキーパーの「杉山力裕」の幾度も訪れるピンチをしのぎながら逆転のチャンスを伺ってました。しかし「知念慶」と「山根視来」にゴールを決められ敗戦となった福岡でしたが勇敢に戦っていました。J1王者に勝負を挑んでいた姿勢がとても好印象でした。
「アビスパ福岡」は次のFC東京戦に勝利してからリーグ戦6連勝、公式戦11戦負けなしという好成績を収め、現在の順位は「5位」。ここでの敗戦から再び立ち上がった「アビスパ福岡」は、どんどん強くなっています😃
前半終了が近づくにつれて、雷鳴が聞こえてくるようになり豪雨が降ってきました。ハーフタイムの等々力陸上競技場は、水たまりというか、もはや池でした😲