なんと2,357人を集客!!
高円宮杯@富士通スタジアム川崎⚽
2022年7月3日日曜日に神奈川県川崎市にある「富士通スタジアム川崎」で行われた「高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2022 」の「 川崎フロンターレU-18 vs. 桐生第一高校」に行ってきました⚽
JR川崎駅、京急川崎駅から徒歩圏内にある「富士通スタジアム川崎」。1952年に開場したスタジアムは、かつて「川崎球場」としてプロ野球の大洋ホエールズやロッテオリオンズの本拠地として使用されていました。2000年にスタンドを撤去されてからはアメリカンフットボールなどで使用されています。
野球場の名残がある不思議な形状の「富士通スタジアム川崎」。この日集まった観客数は、何と「2,357人」。さすが地元密着貢献度ナンバー1の川崎フロンターレの育成組織である「川崎フロンターレU-18」のホームゲームだったのでした。
「川崎フロンターレU-18」は、「高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2022 EAST」で10節終了時点で、2位「横浜F・マリノスユース」に勝ち点7をつけての首位。「9勝1分0敗」と負けなしとトップチームに負けない強さを誇っています。
さらに来季トップチームへの昇格が決まっている「高井幸大」「松長根悠仁」「大関友翔」の3選手も出場するとあってか、スタンドには多くの川崎サポの姿がありました。
川崎フロンターレU18 vs. 桐生第一高校
⚽川崎フロンターレU-18 4-0 桐生第一高校
🗾富士通スタジアム川崎
🎫2,357人
川崎:五木田季晋(11分,35分)由井航太(16分)尾川丈(78分)
【川崎U18】圧巻の勝利で首位を独走
「川崎フロンターレU-18」を表現するとすれば「強い・うまい・早い」といったところでしょうか。これまで「板倉滉」「三笘薫」「田中碧」といった現日本代表選手を育成してきたチームだからなのか、迷いなく勝利を目指してぶれずにプレーをしている印象を受けました。
11分での先制ゴールは、大関友翔から尾川丈そして五木田季晋と流れるような展開でした。フロンターレらしい崩しからの先制。開始早々の失点で動揺している「桐生第一高校」に対して、つづく16分には、尾川丈にゴール前で落ち着いたラストパスを通され、由井航太が追加点。
そして35分には五木田季晋がこの日2得点目となるゴールと前半で「3-0」。いずれのゴールも高校2年生の尾川丈の視野の広さ、正確無比なラストパスを供給。背番号「17」ということもあり、もはや田中碧がプレーしているんじゃないのかと錯覚してしまうほどでした。
さらに来季トップチームに昇格が決まっている高井幸大と松長根悠仁は、レベルの違いを見せつけていました。対人の強さはもちろんのこと、前線へのロングフィードが正確、しかもボールの回転がキレイな軌道を描いていました。しっかとしたトレーニングの賜物ですね。
ラインコントロールやポジションの修正など、きっちとした理解があった上で、自分たちで判断してプレーしている場面が多く見受けられました。今後のトップチームでのデビューが楽しみです。
そしてこの日 大活躍だった尾川丈が仕上げのゴールを自ら決めます。地元のサポーターの前で「4-0」での勝利を見せつけた「川崎フロンターレU18」の選手たちだったのでした。
試合後には、ふろん太とカブレラと一緒にスタンドに勝利の挨拶と、まるでトップチームの試合を観戦したような錯覚するほどでした。さらにファンやサポーターのお見送りをするとは凄すぎる!!
「川崎フロンターレ」というクラブは、しっかりと地域に根付いているんだなと本当に意味での強さを感じられた貴重な一日となりました。