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先制ゴールに喜び過ぎちゃった浦和レッズ
📝発生日時:1993年6月9日
📝発生場所:カシマサッカースタジアム
📝対象者:浦和レッズの選手たち
📝対戦カード:サントリーシリーズ 第8節 鹿島アントラーズ vs. 浦和レッズ
📝発生場所:カシマサッカースタジアム
📝対象者:浦和レッズの選手たち
📝対戦カード:サントリーシリーズ 第8節 鹿島アントラーズ vs. 浦和レッズ
1993年6月9日に行われた「サントリーシリーズ 第8節 鹿島アントラーズ vs. 浦和レッズ」での事件です。開始2分に浦和レッズ 福田正博のゴールで先制した浦和だったのですが、浦和の選手達がピッチ内で喜んでいる間、鹿島はすぐに試合を再開して同点ゴールを奪います。
公式記録では同じ時間「2分」で福田正博と黒崎比差志のゴールになってます。なぜこの出来事が起こってしまった要因を私なりに推測すると,,,
- ゴールパフォーマンスで何をするのかがあまり確立されていなかった
- 開幕ダッシュに失敗してしまった浦和レッズ 初めて先制ゴール
- 鹿島アントラーズがプロの試合でありプロチームであることを証明した
映像を見るとキーパーの土田尚史以外の10選手は、アウェイの地に駆けつけた浦和サポーターにゴールの喜びを伝えに行っています。
名門チーム「三菱重工業サッカー部」を前身とする「浦和レッドダイヤモンズ」。開幕前の評価は高かったのですが、この試合まで7試合を消化して「1勝(PK勝利)6敗」と大苦戦。
そんな中、Jリーグで初めて奪った開始直後の先制ゴール。しかも期待のエース候補 福田正博がJリーグ初ゴール。選手たちと森孝慈監督、そしてサポーターは喜びを爆発させてしまいます。しかしながらゴールパフォーマンスらしいゴールパフォーマンスもなく、わちゃわちゃしている間に試合再開からの失点する事件が発生してしまいました。
さらにこの映像からは「鹿島アントラーズ」の選手たちのプロ意識の高さがうかがい知れます。ジーコに闘う集団として魂を注がれた選手たちは、開始早々に失点するもすぐに試合を再開して同点ゴールを奪いに行きます。この姿勢こそがサントリーシリーズを優勝するひとつの要因だと感じました。