史上最弱のチームはどっち⁈
2022年4月14日「バンテリンドーム」で行われたプロ野球の「中日ドラゴンズ vs. 阪神タイガース」🥎「阪神タイガース」はこの試合に負けて、早くも今シーズン2度目の6連敗。開幕から17試合を戦ってわずか「1勝」です。この記録は1997年の「西武ライオンズ」の記録を抜いて、プロ野球ワーストという不名誉な記録を更新してしまいました😢
開幕から6カード連続の負け越しで「1勝1分15敗」の最下位。4月13日にプロ野球ワースト記録となっていた勝率「0.67」をさらに更新して勝率は驚愕の「0.63」に低下しました。このペースで全143試合を戦うと「9勝」しか出来ないことになります。
長い歴史のあるプロ野球記録を塗り替えるほどの「史上最弱チーム」と化した2022年の阪神タイガース。それではJリーグ29年間で「J史上最弱チーム」はどこなのだろうと調べてみました🤔
それは J1の2013シーズンにおける「大分トリニータ」でした!!34試合を戦って「2勝8分24敗」で、勝率は「0.77」と阪神に負けず劣らずの記録になっていました📝
2013シーズンの大分トリニータ
2012年の「J1昇格プレーオフ」を劇的な勝利で優勝し、4シーズンぶりとなるJ1復帰した「大分トリニータ」。しかし第5節の「ヴァンフォーレ甲府」に敗れて最下位(18位)となり、それから順位を一度も上げることなく、6試合の残した時点で1シーズンでのJ2降格が決定しました。
シーズン初勝利は、2013年5月18日第12節の「アルビレックス新潟」とのアウェイゲームでした。そして2勝目はそれから5カ月後の第29節「大宮アルディージャ」戦。この試合もアウェイでの勝利となり、何と大分トリニータは「大分銀行ドームスタジアム(現 昭和電工ドーム大分)」で一度も勝利することなく、シーズン終了。地元のファンやサポーターにとっては本当に辛い一年だったと思います。
ちなみに「ヤマザキナビスコカップ vs.サガン鳥栖」はアウェイ(ベストアメニティスタジアム)での勝利。このシーズン、ホームの「大分銀行ドームスタジアム」で勝利した公式戦は「天皇杯 2回戦 vs.HOYA大分」の「1試合」のみでした💦
【大分】田坂和昭監督の功罪
2012年のJ2で6位になった「大分トリニータ」は、Jリーグで初めて行われた「J1昇格プレーオフ」に進出。準決勝で「京都サンガF.C.」決勝で「ジェフユナイテッド千葉」を破り、4シーズンぶりにJ1復帰を決めました。そしてこの試合の指揮をとっていたが「田坂和昭監督」でした🌟
劇的な昇格プレーオフで優勝した大分トリニータでしたが、翌2013年のJ1で「2勝8分24敗」というJ1史上最弱となる記録を残してしまいます。1発勝負のトーナメント方式で勝利したとしても、年間を通してトップリーグで戦える選手と監督で、さらにチームを強化するというがいかに厳しいかを教えてくれた出来事だったのではないでしょうか🤔
「田坂和昭監督」が指揮した2013年でしたが、「ヤマザキナビスコカップ」でも予選リーグで「1勝3分2敗」で予選敗退。しかし「天皇杯」はクラブ史上最高はベスト8に進出で「3勝」しました。しかしカップ戦での勝利を加えても年間で「6勝」という不名誉な記録の残すことになりました📝
さらに大分トリニータの弱体化は止まることなく、Jリーグ史上最弱チームの「田坂和昭監督」体制が何故か継続します。2014年のJ2では「17勝12分13敗」で「7位」と復調したものの、2015年は「2勝5分9敗」で「21位」となり、クラブ史上初となるJ3に降格させてしまいます。激動の4シーズン、全てが「田坂和昭監督」だったという、いまや大分トリニータの黒歴史となっています💣