首位と最下位の直接対決「神奈川ダービー」
どっちが勝っても負けても順位に変動しないという首位と最下位の直接対決になりました⚽
2021年6月2日「ニッパツ三ツ沢球技場」で行われた「第21節 横浜FC vs. 川崎フロンターレ」。この試合前、両チームの勝ち点は首位・川崎Fが「52」、最下位・横浜FCが「7」。その勝ち点差は「45」😲
変則的な日程で川崎Fの消化試合数が3試合多く、今季のJ1チームが20チームということで単純に比較が出来ないのですが、この勝ち点差を検証してみました📝
最多勝ち点と最低勝ち点のチームは?
2021年はJ1が20チームという特別なシーズンで戦っていますが、J1が18チームになった2005年からの公式記録を参考にして検証しました。
これまで最大の勝ち点を獲得して年間優勝したチームは、2020年の「川崎フロンターレ」の勝ち点「83」。一方 最小の勝ち点で年間優勝したチームは、2005年「ガンバ大阪」の勝ち点「60」⚽
※2016年の「鹿島アントラーズ」は年間順位での勝ち点差が「59」なので除いています。
- 2020年 川崎フロンターレ 「83」
- 2019年 横浜F・マリノス 「70」
- 2018年 川崎フロンターレ 「69」
- 2017年 川崎フロンターレ 「72」
- 2016年 鹿島アントラーズ 「59」※年間最多勝ち点
- 2015年 サンフレッチェ広島 「74」※年間最多勝ち点
- 2014年 ガンバ大阪 「63」
- 2013年 サンフレッチェ広島 「63」
- 2012年 サンフレッチェ広島 「63」
- 2011年 柏レイソル 「72」
- 2010年 名古屋グランパス 「70」
- 2009年 鹿島アントラーズ 「66」
- 2008年 鹿島アントラーズ 「63」
- 2007年 鹿島アントラーズ 「72」
- 2006年 浦和レッズ 「72」
- 2005年 ガンバ大阪 「60」
では逆に最低の勝ち点となったチームはどこなんだろう?と調べると3チームありました。2012年「コンサドーレ札幌」、2013年「大分トリニータ」、2014年「徳島ヴォルティス」が、勝ち点「14」😨
新型コロナウイルスの感染拡大による特例ルールにより降格しなかった2020年シーズンの「湘南ベルマーレ」以外、すべてのチームはJ2に降格しています。
💣J1リーグ 歴代最小勝ち点(年間最下位チーム)
- 2020年 湘南ベルマーレ 「27」※J2降格なし
- 2019年 ジュビロ磐田 「31」
- 2018年 V・ファーレン長崎 「30」
- 2017年 大宮アルディージャ 「25」
- 2016年 アビスパ福岡 「19」※年間最多勝ち点
- 2015年 モンテディオ山形 「24」※年間最多勝ち点
- 2014年 徳島ヴォルティス 「14」
- 2013年 大分トリニータ 「14」
- 2012年 コンサドーレ札幌 「14」
- 2011年 モンテディオ山形 「21」
- 2010年 湘南ベルマーレ 「16」
- 2009年 ジェフユナイテッド千葉 「27」
- 2008年 コンサドーレ札幌 「18」
- 2007年 横浜FC 「16」
- 2006年 京都パープルサンガ 「22」
- 2005年 ヴィッセル神戸 「21」
今シーズン終了時の勝ち点を予想
6月2日の試合終了時点での勝ち点差は、「川崎フロンターレ」と「横浜FC」とで「48」。「川崎フロンターレ」の試合消化数が「21」。現時点での勝率は「80,852%」、引分け率「19,047%」、敗率はもちろん「0%」で残り試合数は「17」です。
一方の「横浜FC」の試合消化数は「18」。勝率は「5.5555%」、引分け率は「2.2222%」、敗率は「72.222%」で残り試合数「20」です💻
- 川崎フロンターレ(1位)
17勝 4分 0敗 勝ち点「55」
勝率「80.852%」/引分け率「19.047%」/敗率「0%」
※2021年6月2日 21試合終了時点 - 横浜FC(20位)
1勝 4分 13敗 勝ち点「7」
勝率「5.5555%」/引分け率「2.2222%」/敗率「72.222%」
※2021年6月2日 18試合終了時点
こんなことは実際にならないとは思っていますが、両チームがこのまま同じようなペースで勝ち点を重ねてシーズン終了を迎える場合も予想しました⚽
📝2021年シーズン J1年間勝ち点(予想)
- 川崎フロンターレ
31勝 7分 0敗 勝ち点「100」 or 30勝 8分 0敗 勝ち点「98」 - 横浜FC
2勝 4分 32敗 勝ち点「10」 or 2勝 3分 33敗 勝ち点「9」
Jリーグ史上最大の勝ち点差になっちゃうー?!
2021年シーズン終了時点での予想勝ち点は「川崎フロンターレ」が「98」か「100」、「横浜FC」は「9」か「10」となります。最大で驚愕の「91」という勝ち点差が😲😲😲
2005年から2020年シーズンまでで首位と最下位の最大勝ち点差は「56」。2007年の「鹿島アントラーズ」と「横浜FC」、2010年の「名古屋グランパス」と「湘南ベルマーレ」、そして2020年「川崎フロンターレ」と「湘南ベルマーレ」とで3シーズンありました。
2021年のJ1は史上初の「20」チームでのリーグ戦となっていますので例外的ではありますが、現時点での首位と最下位チームの勝ち点差はすでに「48」。このままシーズンが進むと大幅な新記録の更新になるかもしれません🤔
📝J1リーグ 最大勝ち点差記録
- 2007年 鹿島アントラーズ(72) - 横浜FC(16) = 「56」
- 2010年 名古屋グランパス(72) - 湘南ベルマーレ(16) = 「56」
- 2020年 川崎フロンターレ(83) - 湘南ベルマーレ(27) = 「56」
今シーズンの「川崎フロンターレ」が残りの「17試合」を全試合負ければ勝ち点は「55」。「横浜FC」が残り「20試合」を全試合勝てば「67」になります。
まだ数字上の可能性ですが、両チームの順位が入れ替わる可能性が残っているのです。この予想は現実的ではありませんが、「川崎フロンターレ」にとっては「リーグ2連覇」、「横浜FC」にとっては「J1残留」というそれぞれの目標に向かって、残り試合を全力で戦ってください🔥