遠藤航 リヴァプールへ電撃移籍!! 日本代表の新たな挑戦


遠藤航選手は、日本代表として、そしてドイツ ブンデスリーガのシュトゥットガルトのキャプテンとして、国内外での活躍する選手として知られています。強度の高いデュエル能力やピッチ上でのリーダーシップは、多くのファンやサッカー関係者から高く評価されています。

2023年夏、彼のキャリアに大きな転機が訪れました。それは、イングランド プレミアリーグの名門クラブ、リヴァプールへの移籍です。シュトゥットガルトの選手としてブンデスリーガの開幕を控えていた直前、電撃的な移籍が実現しました。

日本代表の新キャプテンとしての彼のリヴァプールでの活躍は、彼の能力を世界に示す絶好のチャンスとなります。リヴァプールのホームスタジアム、アンフィールドでの彼の活躍が期待されています。

遠藤航選手のこれまでの軌跡を振り返ると、彼の圧倒的な努力や決して諦めないサッカーへの情熱が、彼の成功の要因であることが伺えます。彼は日本代表として、そしてリヴァプールという新たな環境での挑戦を恐れず、さらなる成功を追求しています。

liverpoolfc.com

遠藤 航 ヒストリー

プロフィール/主な出場記録

遠藤 航(えんどう わたる)
1993年2月9日 神奈川県横浜市戸塚区出身

プロ入り前

遠藤航選手のサッカー人生は、小学1年生の時に始まりました。しかし、彼のサッカーキャリアは順風満帆ではありませんでした。小学5年と6年時、横浜F・マリノスのプライマリーセレクションに落選。さらに、中学進学前の横浜F・マリノスのジュニアユースのセレクションでも落選しました。これにより、彼は地元の横浜市立南戸塚中学校でサッカーを続けることとなりました。

南戸塚中学時代、彼のチームは神奈川県大会でベスト8に一度進出するものの、大きな実績を上げることはできませんでした。しかし、中学2年生の時に湘南ベルマーレユースの練習に参加する機会があり、その際に当時のユース監督、曺貴裁(現 京都サンガF.C.監督)の目に留まりました。

そして中学3年生の時には、湘南ベルマーレユースから正式にオファーを受け、さらに神奈川県中体連選抜にも選出されるなど、彼の才能が徐々に認められるようになりました。

神奈川県立金井高等学校進学と同時に湘南ベルマーレユースに入団。高校2年時に第64回国民体育大会(青森県)に出場し、神奈川県少年選抜のキャプテンとしてチームを優勝に導きました。

湘南ベルマーレ

2010年、湘南ベルマーレの2種登録選手だった遠藤航選手は、その年の6月5日に山形で開催された2010Jリーグヤマザキナビスコカップ Bグループ 第6節のモンテディオ山形戦で、後半からの出場を果たし、Jリーグでのデビューを飾りました。

さらに、同年の9月18日には、ホームスタジアム 平塚競技場で行われたJ1 第23節の川崎フロンターレ戦に出場し、J1リーグでの初出場を記録しました。

2011年、遠藤航選手は湘南ベルマーレのトップチームに昇格。当時の監督であった反町康治(現在は日本サッカー協会技術委員長)のもとで、センターバックのポジションで起用されました。その年、彼はJ2リーグで34試合に出場し、1ゴールを記録するなどの活躍を見せました。

2012年シーズンは、ユース時代からの恩師である曺貴裁が湘南ベルマーレの監督に就任。19歳ながらキャプテンとしてチームを率いることになる。ディフェンダーながら、7ゴールを決めるなど攻守の両面での活躍を見せ、チームのJ1昇格に大きく貢献しました。

2013年、湘南ベルマーレがJ1昇格したシーズン、遠藤航選手はチームの主力として大きな期待を背負っていました。しかし、2月のキャンプ中に負傷し、長期離脱を余儀なくされます。

ケガの影響で、シーズン初出場は7月10日のJ1 第15節の柏レイソル戦。彼は17試合3ゴールという活躍を見せましたが、チームは苦しい戦いが続き、1年でJ2に降格してしまいます。

2014年、J2に降格した湘南ベルマーレ。開幕から14連勝という驚異的なスタートダッシュに成功。その勢いはシーズンを通して維持され、最終的に31勝8分3敗、勝ち点101という圧倒的な成績でJ2を制覇し、1年でのJ1復帰を果たしました。遠藤航選手は38試合に出場し7ゴールをマークしました。

2015年、湘南での活躍が高く評価され、「EAFF東アジアカップ2015」の日本代表のメンバーに初選出されました。そして、2015年8月2日の北朝鮮戦で、フル代表としてのデビューを飾りました。

2015シーズンはJ1 8位という好成績で終えた湘南ベルマーレ。そしてシーズン終了後、遠藤航選手はさらなるステップアップを目指し、浦和レッズへの完全移籍を決意するのでした。

浦和レッズ

2016年 遠藤航選手は、湘南ベルマーレから浦和レッズに完全移籍しました。2016年2月24日、「AFCチャンピオンズリーグ2016」第1節のシドニーFC戦で途中出場して浦和でのデビューを飾ります。

2016年10月15日、埼玉スタジアム2〇〇2で行われた「JリーグYBCルヴァンカップ」決勝のガンバ大阪戦。PK戦までもつれ込んだ大一番。彼は5人目のキッカーとしてゴールを決め、プロ入り後初めてのタイトル獲得しました。

2017シーズンは、特に「AFCチャンピオンズリーグ」での活躍が目立ちました。チームはこの大会2回目となる優勝を果たしました。そして2018年の夏、彼のプロキャリア初となる海外挑戦は、ベルギー1部リーグ シント=トロイデンVVへの完全移籍という形で実現しました。

リーグリーグ戦リーグカップ天皇杯
J1127試合13ゴール11試合0ゴール6試合0ゴール
J2104試合15ゴール6試合0ゴール

シント=トロイデンVV

2018年7月、シント=トロイデンVVへ完全移籍。第2節 KRCヘンクとのダービーマッチでデビューし、移籍後初ゴールを決めました。シント=トロイデンVVでの在籍期間は約1年で、その間にリーグ戦28試合に出場し、2ゴールを記録しました。

なお、当時のシント=トロイデンVVは、浦和でチームメイトだった関根貴大をはじめ、冨安健洋、鎌田大地、木下康介が所属していました。

チームリーグリーグ戦カップ戦
シント=トロイデンVVベルギーリーグ29試合2ゴール2試合0ゴール

シュトゥットガルト

2019年8月、遠藤航選手はベルギー シント=トロイデンVVからドイツ ブンデスリーガ2部に所属していたシュトゥットガルトへ、2020年6月までの期限付き移籍で加入することが発表されました。彼のシュトゥットガルトでのデビューは、2019年11月3日のSGディナモ・ドレスデン戦で、試合終了間際に出場します。

ドイツでの1年目のシーズン、2019/20では、21試合に出場し1ゴールを記録。彼の活躍もありチームは2シーズンぶりの1部昇格を果たします。そして、2020年4月に、期限付き移籍から完全移籍へと移行することが発表されました。

2年目の2020/21シーズンは、2021年2月27日に行われた第23節のシャルケ戦で、ブンデスリーガでの初ゴールを含む2ゴールを記録し、チームの勝利に大きく貢献。リーグ戦33試合出場で3ゴールという実績を残しました。

フィジカルの強さが求められるブンデスリーガにおいて、強靭なフィジカルを持つ選手が多いブンデスリーガの中で、デュエルでの勝利数1位「デュエル王」となります。

3年目の2021/22シーズンは、キャプテンとしてチームを牽引し、33試合出場して4ゴール。厳しい残留争いをする中で迎えた最終節のケルン戦。1部残留をかけた大一番で、決勝ゴールを決めます。さらに、デュエルでの勝利数がリーグ1位となり、2シーズン連続で「デュエル王」を称号も手に入れました。

4年目、2022/23シーズンもキャプテンの役割を果たしながら、ブンデスリーガで33試合5ゴールという成績を残します。また、DFBポカールでは5試合に出場し1ゴールを記録。チームは準決勝進出を果たしますが、長谷部誠、鎌田大地擁するフランクフルトに敗れました。

リーグ戦では16位に終わり、1部残留プレーオフを戦うことに。ハンブルガーSVとのプレーオフでは、好守にわたって活躍し、シュトゥットガルトの1部残留に貢献しました。

そして迎えた2023/24シーズン。遠藤航選手は、8月12日にDFBポカール1回戦のピッチに立ち、フル出場して1ゴールを決めています。そのわずか4日後の8月16日、彼の姿は、ドイツのシュトゥットガルトでなく、イギリス リヴァプールにありました。

リーグリーグ戦DFBポカール
ブンデスリーガ99試合12ゴール11試合2ゴール
ブンデスリーガ(2)21試合1ゴール1試合0ゴール
出典:DAZN Japan

リヴァプール

2023年8月18日、遠藤航選手のキャリアに新たなページが加わります。シュツットガルトからイングランドの名門クラブ、リヴァプールへの完全移籍が発表されました。彼とリヴァプールとの契約期間は「4年」。新たなチャレンジの舞台で彼が背負う背番号は「3番」となりました。

この移籍発表の翌日の8月19日、リヴァプールのホームスタジアム、アンフィールドでのプレミアリーグ第2節ボーンマス戦に後半途中から出場。早くもリヴァプールでのデビュー戦を飾りました。この電撃的な移籍とデビューは、世界中のサッカーファンやメディアから大きな注目を集めており、今後のさらなる活躍が期待されています。

出典:SPOTV NOW
\\プレミアリーグ 全試合配信//
「SPOTV NOWパック」ならスペイン ラ・リーガも全試合視聴可能
まずは31日間無料トライアルを!!
SPOTV NOWパック

日本代表

2015年7月23日、「EAFF東アジアカップ2015」に出場する日本代表メンバーに初選出されます。デュエルを重視するハリルホジッチ監督の下、遠藤選手はそのチャンスをしっかりと掴み、8月2日の北朝鮮戦でフル代表としてのデビューを飾りました。

遠藤航選手は、これまで各年代別の日本代表としての経験を積み重ねてきました。2016年には「リオデジャネイロ オリンピック」のU-23日本代表のキャプテンとして選出。彼は3試合すべてでフル出場しましたが、チームはグループリーグ敗退という結果に終わりました。

2018年6月「FIFAワールドカップ ロシア2018」のメンバーに選出され、初めてワールドカップのメンバー入りしたが、試合出場は叶いませんでした。

2019年1月「AFC アジアカップ UAE 2019」のメンバーに選出された。しかし、準決勝で左太ももの裏を痛めカタールとの決勝戦は出場できず、チームは敗れて準優勝となった。同年10月10日「2022 FIFAワールドカップ アジア 2次予選」のモンゴル戦でフル代表初ゴールを記録しました。

2021年、オーバーエイジ枠として「東京オリンピック」の代表メンバー入り。惜しくもメダル獲得とはならなかったが、チームをベスト4に導く活躍を見せた。2022年は「FIFAワールドカップカタール2022」でも全試合出場。森保監督率いる日本代表は、ドイツ、スペインを撃破するという世界的なインパクトを残した。

そして2023年6月13日、吉田麻也から日本代表のキャプテンを引き継いだ。6月20日、ペルーとの国際親善試合でキャプテンとして出場しました。

試合出場得点監督
2015年EAFF東アジアカップ20155試合0ゴールハリルホジッチ
2016年キリンカップサッカー20162試合0ゴールハリルホジッチ
2017年4試合0ゴールハリルホジッチ
2018年2018 FIFAワールドカップ4試合0ゴールハリルホジッチ→西野朗→森保一
2019年AFCアジアカップ2019/2022 FIFA W杯アジア予選7試合1ゴール森保一
2020年3試合0ゴール森保一
2021年9試合1ゴール森保一
2022年2022 FIFAワールドカップ13試合0ゴール森保一
2023年国際親善試合3試合0ゴール森保一
通算50試合2ゴール

主なタイトル

2014年 J2リーグ 優勝/J2リーグ 月間MVP(4月)(湘南)
2016年 J1リーグ2ndステージ 優勝/Jリーグ MVP(浦和)
2016年 JリーグYBCルヴァンカップ 優勝(浦和)
2017年 AFCチャンピオンリーグ 優勝(浦和)
2017年 スルガ銀行チャンピオンシップ 優勝(浦和)

Q&A

Q1: 遠藤航選手ってどんな選手?

A: 遠藤航選手は、日本代表として中盤のポジションでその実力を発揮しています。強固なデュエル能力を持ち合わせており、ピッチ上でのリーダーシップも彼の大きな魅力の一つです。2023年6月には、第2次森保ジャパンのキャプテンに就任しました。

Q2: リヴァプールってどんなチーム?

A: リヴァプールは、イングランドのプレミアリーグに所属するチームで、その歴史や実績から世界的に有名な名門クラブです。ホームスタジアムは「アンフィールド」。赤いユニフォームでプレーする選手たちをサポートする熱狂的なファンが知られています。このクラブの愛称は「レッズ(The Reds)」と呼ばれています。

Q3: リヴァプールの試合はどこで観られるの?

A: リヴァプールの試合を観たいなら、プレミアリーグ全試合を配信している「SPOTV NOW」に加入すること必要です。国内カップ戦のFAカップも「SPOTV NOW」での配信が決定しています。

ABEMA」では注目試合を放送・配信していますが、リヴァプールの全試合を観ることができません。なお、リーグカップのカラバオカップは「DAZN」で配信しています。

\\プレミアリーグ 全試合配信//
「SPOTV NOWパック」ならスペイン ラ・リーガも全試合視聴可能
まずは31日間無料トライアルを!!
SPOTV NOWパック

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次