FIFAワールドカップ カタール 2022 × ABEMA
W杯決勝 本田語録まとめ②🏆
日本代表は「FIFAワールドカップ カタール2022」決勝トーナメント進出を決めました。が、またもベスト16の壁を越えることが出来ず、夢半ばでカタールの地を去っています。そんな今大会は、ABEMA TVで全64試合の生中継と見逃し配信を無料で観戦可能です⚽
「ABEMA FIFA ワールドカップ 2022 プロジェクト」の ゼネラルマネージャーに就任している「本田圭佑」さん。日本戦で独特の世界観で異彩を放っている解説をしています。FIFAワールドカップ、セリエAなどでの活躍はもちろん、いちサッカー選手という肩書を越えた人から見た「決勝 アルゼンチンvsフランス」でも大いに語ってくれています。
開幕前、賛否両論が注目が集まった解説だったが、さすが世界の「本田圭佑」さんによる独特の解説は、視聴者の想像を超え、新たな「本田語録」を生み出しています✅
決勝 アルゼンチンvsフランス
⚽アルゼンチン (4)3-3(2) フランス
🌎ルサイル スタジアム
🎫88,966人
解説:本田圭佑
実況:寺川俊平
激闘となったFIFAワールドカップの決勝は、両者譲らず90分の戦いを終え2対2で延長戦へ…
今大会最後の解説となった「本田圭佑語録」。想像超える試合で、すでに彼の肉体が限界を迎えていた。後半が終わる時間が近づく中「座ったままでも立ちくらみ」状態に…
歴史的な決勝となった試合は、ついに延長戦、そしてPK戦へと突入しました
【延長前半】アルゼンチンvsフランス
延長前半のキックオフの笛を前にして、国際映像に映し出されたのは、両国の背番号10番を背負うメッシとエムバぺ
「これね、チームメイトでしょ。今、目の前にいるメッシとエムバぺ、それなのにしゃべってないんですよ、喋ってないですよ」
寺川アナ「パリサンジェルマンのチームメイトです」
「普通、しゃべるですよ」
しゃべるどころか目線を合わさない二人のスーパースター。全世界がくぎ付けにしている試合のクライマックスはまだまだ…そんな試合展開に疲労困憊の本田さん、
「ながっ、長いですね」
寺川アナ「ここから15分ハーフですね」
追いついたフランスは、4人を前線に置いた攻撃的な布陣で延長戦を戦う
「ほんとにね、フランスはね、前に4枚いるんすよ。この戦術をとれるのって世界選抜ならではですよ」
試合前から何度もフランスが世界選抜だと表現。攻撃でも守備の局面でも同数でやりあえるのは、世界選抜レベルの選手を揃えられるからこその戦術なのだろう
「マーク付かれてても、4対4の感じ。1対1で勝てます。だからこのシステムをやっているんです」
無尽蔵の体力の持ち主であるエムバぺは、アルゼンチンゴールへと仕掛け続ける
「お前、いつ出てきてん、試合」
寺川アナ「スタートからいます、エムバぺです」
「いないっしょ、これ。信じられへん」
そして延長前半11分、フランスがコーナーキックからクロスを入れるがオフサイドとなる
「オフサイ!オフサイドない?」
しかしレフェリーはすぐにホイッスルを吹かない
寺川アナ「その前のところ、オフサイドでした」
「おそっ!」
寺川アナ「オフサイドディレイですね」
「オフサイド、分かるやろ、すぐに」
大会を通じて、オフサイドディレイに納得のいかない様子の本田さん。
延長戦でチャンスを作れないアルゼンチンだが延長前半終了間際、アクーニャがシュートするが枠の外へ…
「アクーニャ、どっち利きですか?」
寺川アナ「左利きです」
「何で打たへんねん!なんで?」
さらにその直後にもアルゼンチンに決定機が訪れるもフランスの集中した守備ブロックに阻まれてしまう
「いや、いや…このタックル(ウバメカノ)も凄いけど、うわっ、最後のミドルシュートも枠入っていたんちゃいます?見ててください、コイツ(モンティエル)の…ほーら!」
このシュート前のメッシの動きに注目していた本田さん、
「メッシのワンツー見ました?あれを待っているです」
全力でアルゼンチンの応援する中、スコア動かず延長前半が終了します
「やばない?こんな決勝、なかなか見れないですよ」
興奮した口調で感想を言うのが精いっぱいといった感じでした。
【延長後半】アルゼンチンvsフランス
そして延長後半がキックオフされる。そんな中、スタンドで観戦している元フランス代表のダヴィド・トレゼゲとポグバの姿が映しだ出されると、
「トレゼゲ、懐かしい。えらい懐かしい」
レ・ブルー(Les blues)のレジェンド選手に反応しました。
そして延長後半3分…アルゼンチンが勝ち越しゴールを決めます
「あっ、オフサイ」
(と言っている中、ゴールが決まる)
「たぶんね、その前、オフサイド」
寺川アナ「主審はゴールのジェスチャーです」
「ほんまに?」
寺川アナ「アルゼンチンが勝ち越しました」
「ほんまに?!」
寺川アナ「メッシのゴールで勝ち越したアルゼンチン!」
「たぶんオフサイドだと思いますよ。見ててください」
オフサイドだと思っている中、スロー映像が流れると、
「ない!ない!!」
「メッシのゴールや!ないこれ!!」
テンションMAXになった本田さんは、さらに…
「えぐない?やばいって、マジで」
ふたたびアルゼンチンがリード、そして残り時間は10分ほど
「もう、これいいでしょ。メッシに優勝させましょ」
さらに超個人的なむちゃくちゃなことを言い出す
「もういいじゃないですか。フランス、前回も優勝しているんだから」
しかし諦めないフランス。強靭なフィジカルでアルゼンチンの攻撃を阻止する
「つよっ、コイツ!」
「誰こいつ、めっちゃ強いねんけど。誰っすか、24」
寺川アナ「24番のコナテです」
「コナテ、つよっ!」
決勝の舞台でも選手を背番号で呼ぶ本田さん。
そんな中、フランスはコーナーキックからPKを獲得すると大混乱
「は?は?!」
「PK?PKやん!」
「なんやねん!」
延長後半12分、エムバぺがPKを決めて追いつく
「エムバぺ、凄いはこれは認めざるを得ないよね。PK決めてハットトリックでしょ」
「メッシ負けてもメッシの大会やし。PKになるんか…なんなん、この試合?」
試合終了間際になっても畳みかけるフランスは、エムバぺのクロスからコロムアニへ
「こっわ、やーば」
なおもフランスは延長後半アディショナルタイムでもアルゼンチンゴールに迫るが、キーパーのマルティネスがスーパーセーブで止める
「いやー、うざい、これ」
コロムアニのシュートに対して、この試合初めて「うざい」と発言。
でも好セーブを連発するキーパーのマルティネスのプレーに対して、
「これ、PKになったら、やっぱりアルゼンチンあるど!」
試合終了間際、エムバぺがエリア内での突破を図る。驚異的な運動量を全世界に見せつける
「信じられへん。いつ出てきた?」
寺川アナ「先発出場のエムバぺです」
そして試合は3対3のまま、終了のホイッスルが鳴らされた
「もう残酷ですね、これでPK決まるのは」
両国が優勝に値する激闘を終えた中、本田さんがひと言
「もう15分、やらせますか?」
【PK】アルゼンチンvsフランス
ついに決着をつけるべくPK戦へ…
フランスはデシャン監督を中心にして円陣を組むが、エムバぺは入念に太もものマッサージ
「たぶんね、エムバぺが僕の予想では外すんですよ」
微妙な心理状態が勝敗の行方を決めるPK戦を前にして、
「メッシかエムバぺ、どっちかが外すんだと思うんですよね」
「大舞台は、だいたいエースが外すんで」
そしてワールドカップ史上最も悲しいPK戦を語りだす
「94年のバッジョは、今も忘れないですね」
「もっとも偉大な選手がここっていうPKを外すっていうのは、もう歴史が証明しているんで」
PK戦でしか決着をつけるしかない状況になった中、全世界のサッカーファンを代表した言葉を口にした
「でもこの時点でありがとうっすよね。本当にワールドカップありがとうやし、フランス、アルゼンチン、ほんまにありがとうっす。まあ、楽しませてもらった」
PK戦はアルゼンチン2人目のディバラ決めて2-1なり、マルティネスのキーパーへのエールを送る
「マルティネス、もう1発いけ!」
フランスの3人目のチュアメは外してしまう
「ほらー、マルティネス、やりやがった。キーパーの差やで、これが」
スロー映像で流れるマルティネスのくねくねダンス
「ほら、見て、このマルティネス。くねくね、くねくね。ナイス、マルティ」
そしてアルゼンチン5人目のモンティエル決めて、アルゼンチンの優勝が決まった
寺川アナ「決めたー!!」と絶叫する途端に冷静になる本田さん
「メッシの大会になりました」
寺川アナ「アルゼンチンが36年ぶり、3度目の優勝を成し遂げました」
「素晴らしい、本当にメッシが。でも本当にどっちもよくやりましたよね」
世界最高舞台で、世界最高の試合を見せてくれたアルゼンチンとフランス、そして出場したほかの30ケ国のチーム。それにスパイス的な要素を混ぜ込んだはじめての本田圭佑さんの解説といろいろ楽しかった。
そして「本田圭佑語録」のつづきは、まだどこかで聞けることでしょう。たくさん楽しませてくれました「FIFAワールドカップ カタール2022」は、最高のフィナーレで幕を閉じました。
と思ったのですが…アルゼンチンがワールドカップトロフィーを掲げる。という歴史的なシーンで、前代未聞のトラブルが起きてしまいました。
カタールのタミーム首長から「ビシュト」と呼ばれる半透明の黒いローブを着せられたメッシ。それを脱ぐチャンスを失ったメッシは、仲間と共にその姿で優勝トロフィーを掲げた。その光景を目にした本田さん、
「メッシ、あの着させてもらったヤツ、脱いだ方がいいちゃうかなと」
これには全世界のメディアからは大ブーイングがあったようです。最後の最後でケチが付いたカタール大会となってしまいました。