【本田圭佑語録④】日本vsクロアチア

サッカー

FIFAワールドカップ カタール 2022 × ABEMA

たもさん。
たもさん。

スペイン戦での本田圭佑の言葉まとめ🏆

日本代表は「FIFAワールドカップ カタール2022」見事決勝トーナメント進出を決めました。今大会はありがたいことに、ABEMA TVで全64試合の生中継と見逃し配信を無料で観戦可能です⚽

「ABEMA FIFA ワールドカップ 2022 プロジェクト」の ゼネラルマネージャーに就任している「本田圭佑」さん。日本戦で独特の世界観で異彩を放っている解説をしています。FIFAワールドカップ、セリエAなどでの活躍はもちろん、いちサッカー選手という肩書を越えた人から見た日本代表の戦いについて、大いに語ってくれています。

出典:ABEMA TV

開幕前、賛否両論が注目が集まった解説だったが、さすが世界の「本田圭佑」さんによる独特の解説は、視聴者の想像を超え、新たな「本田語録」を生み出しています。日本代表の決勝トーナメント1回戦での名解説をピックアップしてみました✅

決勝トーナメント1回戦 日本 vs クロアチア

2022年12月6日(火)20:00KO
日本 1-1(PK1-3) クロアチア
🌎アルジャノブスタジアム
🎫42,523人
解説:本田圭佑
実況:寺川俊平

この日の「本田圭佑語録」は、東京のスタジオとリポートから始まりました。寺川アナから日本のスタメンが5バックの布陣を選んだことについて聞かれると、

「この試合の肝は、欲をどれだれ抑えれるかだと思います。僕にはそもそも無理な話なんですけど、欲を抑えないといけない」

「試合に勝ちたい欲をいった忘れろ」という本田流の言葉で始まり、

「60分くらいまでは欲を捨てろと」
「別に前半チャンスなくて良いですよ。行けたら行くという欲が敵です」

この日の日本のスタメンを確認すると、

「行けたら行きたがる奴が何人かいるんですよ」

大一番を前にする選手たちの姿を目にしては、

「ここからは疲労との戦いなので、それが影響します」

さらに自身の経験、悔しさを後輩たちに晴らして欲しい願いを込める

「行けそうで、行けなかったロシア大会。もう同じ過ちはして欲しくないし、もし勝てるチャンスがあるなら、今日試合の流れをしっかり読んで、勝ち切って欲しいなと思います」

【前半】日本 vs クロアチア

試合開始から攻撃的にクロアチアに仕掛ける日本を見ると、

「これ結構、日本行く感じですね、今日」
「スペイン戦は完全にリスペクトするスタイルで行ったんですけど、これはそこまで恐れることないぞというような感じで行く感じですね」

開始2分、左サイドを抜け出そうとした前田大然が倒される

「イエローちゃう?イエローちゃう?いや、イエローやろ」
「いやー、今のイエローやって。そしたらだいぶ引きずったのに、その後」

クロアチアに警戒されている前田のスピードをファールまがいなプレーで止められる。つづく前半3分、キーパーへの強烈なプレスを仕掛ける前田に対しては、

「素晴らしい」

さらに寺川アナから「およそ60分の出場で、前の試合、60本のスプリントをしたそうです」という驚愕のスプリント回数のデータが紹介されると、

「(笑)ウソでしょ」

そして前半8分、冨安健洋のキックミスから日本がピンチとなる

「(相手に)押されたんだ。審判見ろよ。入ってたらVAR要求でしょ

前半12分、右サイド伊東純也のクロスボールにに前田と長友佑都が飛び込む

「誰が入っていた?佑都!行ける~36才」
「こっから入ってきたよ、佑都。おっしい!」

これまでワールドカップを戦ってきたチームメイトのプレーを絶賛
前半14分には、試合開始からずっと強烈なプレスをし続ける前田に対しては、

「そこはね、無駄走りになっているですね、前田さん。でも行くんだね、この人は。凄い走るね、前田さん。まだ行っているよ」

森保ジャパンの戦術とも言える、高い位置でのゲーゲンプレス。それを体現する前田の姿に目を丸くしている様子
前半18分、高い位置でボールを奪えた吉田麻也が前線に上がろうする場面では、

「麻也、前に預けて、後ろに戻れ」

試合前の語っていた「欲を抑えろ」というか、とにかく先制点は奪われるリスクは最小限にしたいと
そして前半24分にクロアチアに与えられたフリーキックの場面。その位置をちょっとずつ前にしようとするしたたかなモドリッチ

「いやらしい、モドリッチが。審判見てないところでボールを2mくらい前にやっているんです」
寺川「それはちょっと見つかりましたね」
「バロンドーラー、見つかりましたね」

前半26分、のらりくらりとするクロアチアのサッカーに対して、本田さんはついに舌打ちをして解説続ける(舌打ちをする解説者、初めて聞いた)

「なんかなー」
「したたかなんですよね、ユーゴ圏(のサッカー)って」

続けて前半28分には、モドリッチから裏のスペースへのパスが通ると、

「うざいなー、もう」

この試合最初の「うざい」は、前回大会の最優秀選手、そしてバロンドールを受賞したモドリッチに与えられました。
さらに前半36分、守田がコバチッチにボールを奪われ、グバルディオルが前にドリブルで持ち上がると、

「こいつ、めっちゃうざいわ」
「ドリブル見ました?めちゃうざいわ」

ブンデスリーガ ライプツィヒに所属する20才のディフェンダー、グバルディオルが、この2人目の「うざい」認定を受けました。これから要チェックのクロアチア代表の選手のようです。
日本の攻撃が停滞する時間が続く中、日本のサポーターの大歓声がスタジアムに響くと、寺川アナが「日本サポーターの声が良く聞こえています」と振られて一言

「確かに。さいたまスタジアムですか?」

そして迎えた前半43分、日本のゴールが決まる直前のコーナーキックでは、

「これ、ショートやったら良いやん」

と言った通り、ショートコーナーを選択した日本は、前田大然の先制ゴールを決める

「来ましたね、ショートからの。クロスめちゃ良かったです」
「よーし、よし、よし。時間帯、めっちゃ良いんじゃないっすか」

そして1対0と日本がリードして前半終するという寺川アナが言う「今までにない展開」と言うと、

「今までになさ過ぎて、交代どう使うんやろ?って」

後半からの戦い方を模索する本田さん。日本にとっては上出来な前半を終えて試合を折り返します。

【後半】日本 vs クロアチア

今大会で初めてとなる先制点を奪った日本、史上初のベスト8を勝ち取るためにどう戦うべきか、後半キックオフから新しい景色を目指す戦いが始まる。が、後半10分、日本が同点にされてしまう

「全然問題ない。分かっていたから、失点するのは。選手たちに2点目を獲りに行くという意図があれば、全然問題ない」

ハーフタイムでの交代カードを切らなかった森保采配について、

「でも前半で交代しなかったことで、結果的にはね、裏目に出たわけです。こればっかりは結果論なんで、これはポジティブに考えて、もともとの振り出しに戻っただけで、0対0 OKだったところが、1対1になっただけなんで」

同点に追いつかれても、この試合の勝利を信じるコメント
しかしその後もクロアチアのラフなクロスボールから日本が攻め込まれると、

「ほんと、雑い。やり方がうざいわ」

ラフなクロスボールを入れるクロアチアの戦術に対して、この日3回目となる「うざい」が出る
さらに日本のピンチは続き、後半18分にモドリッチの強烈なシュートを受ける

「今ね、モドリッチのセカンド(ボール)の拾い方がね。前半から常に狙っているんで。待ってましたってところ。セカンドの拾い方って、ほんとセンスなんです」

セカンドボールの拾うセンスが日本より上回っているクロアチア。なかなな反撃の糸口が見いだせない時間が長く続く。さらに後半20分、グバルディオルの正確なロングフィードを見ると、

「凄いボール出してくるな、こいつら、ほんま」
「サッカーっておもろいな、あんないい加減な感じが戦術ですからね」

クロアチアのいい加減な感じの戦術に対応が遅れる中、後半23分、権田のロングキックから後半途中出場の浅野拓磨が前線でキープを試みる

「イイね、イイね。イイよ、このカウンター。キープしろ、キープしろ、キープしろ!ナイス、ナイス拓磨」

日本の次なる交代カードがを居酒屋で次のメニューをどうするかといった雰囲気で、

「どうします、次?」

しかしクロアチアの時間帯が続き、ドリブルでボールを持ち出して時間を作るモドリッチの対して、

「うざいっすね、モドリッチ」

さらに様々なコーナーキックをするクロアチアについては、

「何個あるねん?」

クロアチアが用意している様々なセットプレーの対応に後手を踏む日本を危惧する中、後半37分

「お互い疲れてくるんでね。しょうもないミスがね、出始めますよ。そこをいかに突くか、突かれないか」

ワールドカップのような大一番で勝敗を分けるのは、最終的には「しょうもないミス」だと。
そして後半43分、後半途中出場の酒井宏樹が右サイドでボールを受けようとした場面で、何故かファールを取られてしまう

「(ファール)は?どこが?いやいや、何が?」
「押してない、押してない、ジャンプしただけじゃないですか?」

交代で入った選手が良い攻撃につなげられない日本。それに対して交代カードを切ってこないクロアチアの監督について、寺川アナが「(交代選手)他に選手がいないからでしょうかね」という振りに、

「いや、分かんないす。クロアチアの監督、マジで。謎ですよ」

そして後半アディショナルタイム(プラス4分)になると、

「こっからはね。良い攻撃をしたチームが勝つんじゃなくて、とんでもないミスやらかした方が負けるという感じですね」

「とんでもないミス」、ひとつプレーが勝敗、そして人生を左右するという恐ろし時間帯に突入しました。そして試合はついに今大会初となる延長戦へ

【延長前半】日本 vs クロアチア

延長戦を前にした両チーム選手たちと監督の姿を捉える映像。そして現地の放送席からも緊張感が伝わって来ました

「これね、PKをどう考えるかですね。PKでも勝てるんだって思っている選手が何人いるのかってことです」

さらに寺川アナから「PK、OKだぞって、監督から伝えるということは、なかなか難しい?」という質問に対しては、

「聞いたことないです。新しい境地ですね。そのマネジメント出来たら。いやいやでも、そんな人いるかもしれへん」

延長のキックオフ直前に、自分に言い聞かせるようにコメントを絞り出す

「そのポジティブ、ポジティブ、ポジティブの集合体がチームスポーツでしょ」

そして延長前半6分、グバルディオルがふわりと浮かしたボールを前線にフィードする

「めっちゃうざい。何なん今の、あの雑な、前にぽわーんみたいな」
「でも強いから、がしゃがしゃ来るじゃないですか」

クロアチアのつかみどころのない戦い方にイラつく中、延長前半7分、ここまで攻守に(主に守備で)走り続ける伊東純也に、

「伊東さん、めっちゃ走れますね」
(寺川)「スピードもあるのですが、伊東も体力が物凄い選手です」
「体力が物凄い選手ばっかりが選ばれているんですね」

森保ジャパンに選ばれた選手の体力に驚く中、延長前半9分にクロアチアが選手交代。ここまで攻守に渡って中盤を支えたモドリッチとコバチッチがベンチに下がる

「これうざいかもしれないですね」
「ここ(中盤)がフレッシュになるのうざいかもしれないです」

日本にとって新たな「うざい」要素が出てきたことへの警戒感を口にする。
そんな中、延長前半10分に後半途中から投入された南野拓実にシュートチャンスが訪れるも…

「バーンって打ったらダメ?バーーーンって」
「ボールを爆発させるような感じで」

最初の選択肢がシュートのはずなのだが、シュートしない日本の10番を嘆く
一進一退の戦いが続く緊迫した中、寺川アナが突如「決勝トーナメント1回戦でここから勝ち切るにために必要なことは?」と質問に、

「ごめんなさい。ここ危なくなるかなって、ぜんぜん話聞いて無かったです」

タイミングが悪い質問している印象だったのだが、寺川アナは食い下がり「改めてお話します。2010年南アフリカ大会…、ちょっとこのロングスロー見てからにしましょうか?」

「そうしましょう」

そんな話をしている場合か?という声が日本中から聞こえる中、延長前半12分にも同じような質問を投げかける寺川アナは「勝ち切るのに必要なことは?」

「あんときは、結構いっぱいいっぱいだったですよね。勝ちたかったですけど。それより失点しないがいっぱいいっぱいでした。点とれるプランが無かったというのが、あのパラグアイ戦でした」

力づくで本田さんのコメントを引き出した寺川アナ。本田さんは冷静を装いながら、PK戦の末、ベスト16で敗退したパラグアイ戦の話をしてくれました。
延長前半13分、右サイドの浅野にボールが出るのが、グバルディオルに対応されてしまう

「この20番、凄いっすね」
「途中で出てきた拓磨とかと走り合っても、まだ危ない感じがしないです」

無尽蔵の体力の持ち主であるグバルディオルを絶賛
そして延長前半15分、三苫薫に試合を決めるチャンスが訪れるが、キーパーの正面を突いてしまう

「あそこから中、来れるんすね。うわー、ど真ん中蹴っちゃったんだ」
「三苫さんのプレー、ヤバいっすね」
「三苫さん、ワールドカップ終わったら、もうビッグクラブっしょ」

この試合、最大のチャンスを逃した日本、そして試合は延長後半へ…

【延長後半】日本 vs クロアチア

延長後半開始前、クロアチアに選手交代。前線の2選手リヴァヤとオルシッチがピッチに送り出されると、

「ここで、ここで代えてくるんだ」
「そうだと思うんですよ。フォワード代えていいんですよ、途中で代えても。十分走っているんでね拓磨。そんなことをウチもやっても良いと思いますよ」

必死で走りながらもなかなか前線でボールが収まらない浅野の交代を提言
これまでの試合で効果的だった三苫のドリブルだが、完全にクロアチアに警戒されている

「本当はね、あそこ(左サイド)からドリブルで行きたいんですけど、持った瞬間、警戒している感が凄い、三苫さんに伝わってくると思うんです。違うプレーを交えながら、次の布石ですよね。まだもう1、2回あると思うんで」

延長後半10分、その三苫が左サイドでボールを持ってドリブルを仕掛けようとする場面で、

「行けるぞ、カバー来んな!」

「カバー来んな」とむちゃくちゃなことを言い出す本田さん
そして試合終了間際、クロアチアにシュートチャンスが訪れるが、ロヴロ・マイェルのシュートが枠の左へと外れる

「よーし、よし、よし、よし、よし、よし、よし。左利きやつから、コイツ」
「入らへん、入らへん、右では」

終了間際のピンチをしのいだ日本、そして試合はPK戦となってしまう

「これね、PKを見ます?」
(寺川)「どういうことですか?」
「いや、いや、いや、見れます?」

絞り出すようにコメントする本田さん。強心臓で知られていたはずの彼もこの状況に混乱しているようだ。

【PK戦】日本 vs クロアチア

そして日本、初のベスト8へ向けたPK戦が始まる。寺川アナからの「今、必要なことどんなことですか?」という質問に、

「いやー、見れないです、PKは」
「ようやったじゃないですか、これPKは運なんです。やれること無さ過ぎてPKは」

もはや「運」としか表現できない極限の状態だと話すと、

「想像を超えてきた4試合、コスタリカ戦はあれでしたけど、それ以外は想像を超えてきたわけじゃないですか。ここでもう一個、想像を超えていって欲しいっすよね。ここでしょ、ここでいかへんかったら、いつ行くのってパラグアイ戦もPKでやったんで、運なんで、運で言ったら、このPKは2回目は勝たせてよと」

さらに本田さんの言葉は続く、

「ほんまね、無理っす、なんかもう。こんなドキドキすることあります?」
「ほんまに見れないっす、ほんまに。選手の気持ちを…」
「こんな言い方するのあれですけど、こんな時だからこそ、楽しくいきません?」
「じゃないと痛すぎて、いろんなところが」
「権ちゃんもう、お前が止めるしかないよ」

もうここからは、全力で応援することしか出来ない自身の言葉の数々
そして南野、三苫、吉田麻也がPKを止められ、今大会でもベスト16の壁を破ることは出来なかった

【総括】日本 vs クロアチア

日本にとって4度目の挑戦も今回も勝ち上がれなかった。そんな結果を受けて、

「でも本当、よくやりましたよ。感情的になりますけど…」
「4回目のね、挑戦で、このベスト16。PKを2回?もう切り替えるしかないわけですよ。今日から次のワールドカップに向けて、戦いははじまるし、この経験はまた次に生きるわけですから」

下馬評を覆し、大健闘した森保ジャパンへを称賛する

「ほんと、まずドイツに勝った、スペインに勝ったという記録はね。この4年間は残り続けるんです。経験と結果は。勝負の世界は仕方ないです、負けたのは」

しかしここは本田さん流の言葉での激励

「結果だけ見るとね、帰ってきたら、みんな称賛されるんじゃないですか。誰も正直、予選(グループステージ)突破できるなんて思ってなかったわけですから。想像を超えて予選(グループステージ)突破して、もしかしたらもうベスト8行けるっていうPKまでいったんです」

試合後、東京のスタジオの槙野智章さんから「日本のサッカーの成長は?」問われると、

「半々かな。話すと長くなるんですけど、戦い方は課題が多かったと思います」
「本当に称賛されるべきは、みんなが犠牲心を払って、我慢強い戦いを選んで、それをやり続けたわけですよね。点とって活躍する選手もいれば、犠牲心を払って、後半で交代させられる選手もいる。全員のまとまった戦いは、本当に称賛されるべき」

ドイツとスペインに勝利して勝ち取ったベスト16、しかし…

「でもこれから日本がもう一歩さらに上に行くには、サッカーの戦い方をもっと喋らないとダメだなと思いますよね」

と、今後も本田さんの解説が聞ける期待感を抱かせました。そして日本のサッカーファンに向けてた最後のコメントは、

「ほんと、めちゃめちゃな解説お付き合いいただき、ありがとうございます。メンバー、僕も選手たちの一員のつもりで応援していたので、選手たちの代わりに言わせていただきますと、本当にありがとうございました応援を。日本のサッカーをこれからもよろしくお願いします」

そして「本田圭佑語録」は、これからも日本サッカーの未来と共につづきます…

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