コロナ禍での異例のシーズン J1は過去最多の20チーム
2021年は新型コロナウイルスの影響により「J1」がリーグ史上最多となる「20」での戦い、下位「4」チームが自動降格するという異例のシーズンに。「J2」は「22」チームのままでしたが、2シーズン連続で「J1・J2入れ替え戦」は実施されず。さらにJ2の3位から6位によって争われる「J1参入プレーオフ」 も行いませんでした🤔
昇格チームはJ2初優勝、そして7シーズンぶり2度目のJ1挑戦となる「徳島ヴォルティス」と2位で2016年以来5シーズンぶりの昇格となった「アビスパ福岡」。過去3回は1シーズンで降格しているので初の残留を目指しました😃
この年の夏、1年の延期を経て開催された「東京オリンピック」の「男子サッカー」に森保一監督率いる「U24日本代表」が出場しました。2012年のロンドン五輪以来となる「4位」という結果に終わりました⚽
2021年シーズンの「J2」は、J3リーグで2度目の優勝を飾った「ブラウブリッツ秋田」がJ2初昇格(20年はJ2ライセンスがなく昇格できず)と 2位の「SC相模原」もクラブ史上初の昇格。全「22」チームによる2回戦総当たりによる「全42節」で行われました⚽
「 ジュビロ磐田」が2019年以来 3シーズンぶりとなるJ1昇格を優勝で決めて、2位の「京都サンガF.C.」が2010年以来 12シーズンぶりとなる昇格を決めました。一方、「J3」降格となってしまったのは、「SC相模原」「愛媛FC」「ギラヴァンツ北九州」「松本山雅FC」の4チーム📝
2021年シーズンの「J1」は、20チームによる「ホーム・アンド・アウェー」2回戦総あたりの「1ステージ制」。前後半90分で勝敗が決しない場合は引き分けとし、両チームに勝ち点1ずつを与えられ、最終順位は勝ち点、得失点差、総得点で決定します⚽
連覇を狙う「川崎フロンターレ」。中村憲剛引退、夏に主力級の三苫薫や田中碧が移籍するなど戦力ダウン、ACL出場による過密日程などが懸念されましたが、リーグでは無双の強さを見せつけ、4節残した第34節の浦和戦で2シーズン連続4度目の優勝を飾りました🏆
優勝争いが盛り上がりを欠いた一方、残留争いがし烈になりました。降格が「4」という鬼のレギュレーションで戦うチームに多くのチームが、その恐怖に怯える事態に…シーズン終盤の残り5試合を残した第33節では「清水エスパルス」「湘南ベルマーレ」「徳島ヴォルティス」「大分トリニータ」「ベガルタ仙台」「横浜FC」の6チームが勝ち点で7差でひしめき合う大混戦に😲
第36節で開幕から最下位だった「横浜FC」、そして「大分トリニータ」と「ベガルタ仙台」の降格が決定。3チームの同日での降格決定はJ1史上初の出来事となりました。残り「1」枠を懸けた最終戦では「徳島ヴォルティス」が敗れて1シーズンでの降格が決定してしまいました😢
圧巻の強さの川崎が4度目の優勝🏆
2021年10月30日に「さいたまスタジアム2〇〇2」で行われた「JリーグYBCルヴァンカップ 決勝」。マッシモ・フィッカデンティ監督率いる「名古屋グランパス」がクラブ史上初めてとなるJリーグカップを手にしました🏆
さすがの槙野 劇的な決勝ゴール⚽
2021年12月19日に「国立競技場」で行われた「天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会」の「浦和レッズ vs. 大分トリニータ」⚽
この試合を最後に10年在籍したチームを退団する「槙野智章」。同点で迎えた後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決めて「浦和レッズ」が3大会ぶり8度目の優勝を飾りました🏆
なおこの試合は新型コロナウイルス流行後、国内の主要スポーツイベントでは最多となる「57,785人」を「国立競技場」に集め開催されました。12月12日の準決勝の「川崎フロンターレ vs. 大分トリニータ」の観戦者1人から新型コロナの変異株「オミクロン株」が検出されていましたが、日本サッカー協会は感染対策を徹底して開催にこぎつけました📝