Jリーグクラブの新エンブレムが続々と発表!!
Jリーグ30周年を迎えた2023年、そして来年31年目のシーズンの開幕を前にして、各クラブの新たなエンブレムが発表されています。
「FC東京」はクラブ創設25周年、「徳島ヴォルティス」と「ザスパクサツ群馬」と「FC琉球」は創設20周年を迎えるにあたり、各クラブそれぞれの事情のもと、新たなクラブブランディングを進めているようです。
この記事では【2023年12月10日更新】で発表されている新たなエンブレムをはじめとしたプロパティを紹介していきます。
名古屋グランパスが12月10日、2024シーズンから使用する新しいエンブレムがついに発表されました!!また今回のエンブレムの変更に伴い、「クラブロゴ」および「フラッグデザイン」も新しくなり「クラブカラー」も再設定となります。
FC東京
「継承と革新」
2023年10月28日「FC東京」は、クラブ創設25周年を機にして来シーズンから使用する新しいエンブレムのデザインを発表しました。
新しいエンブレムは、クラブが築き上げきた歴史の「継承」と、クラブの新しい歴史を創る「革新」への想いが込められているそうです。
FOUR STRIPES
新旧が混じり合い、様々な人と文化が行き交う東京の街を表現。下部にある4本のラインはクラブの土台となり文化を作り上げる4つのバリュー「最前線・クリエイティビティー・多様性。可能性」を表現しています。
ELEVEN STRIPES
右肩上がりの11本のラインは、勝利をめざし決して挑戦を止めず、常に高みをめざし続ける選手たちの姿を
ONE STRIPE
1本のラインは、ファン・サポーター、選手とクラブがともに力強く進むOne Team、そして「+1ゴール」のフットボールスタイルを象徴しています。
TOKYO STRIPES
多様な文化、多彩な人が交わる東京という街、そしてFC TOKYOというクラブの多様性を、3種類のストライプで表現しています。
またクラブ名称も「F.C.TOKYO」からドットを外して「FC TOKYO」に変更しました。FC東京は新たなエンブレムを胸にして、リーグ初優勝、さらに世界への挑戦をすることを決意しています。
FC琉球
「沖縄から世界へ」
2023年10月26日「FC琉球」は、“OKINAWA”から世界へ発信するブランド名称とし、ファッションやデジタルマーケティングに対応すべく20年の歴史を継承しながらシンボルを再構成、チーム名称も「FC琉球」から「FC琉球OKINAWA」へ変更したと発表しました。
沖縄の魅力を世界へ発信するブランドとして、「OKINAWA」を冠したものです。エンブレムも、沖縄の象徴であるシーサーをモチーフに、これまでの歴史を継承しながら、ファッションやデジタルマーケティングにも対応できるデザインに仕上げられています。
既存エンブレムの「シーサー」と「11本のライン」の要素を引き継ぎ、ブランドへ昇華しています。
向かい合う2体の「シーサー」の顔は、ボールを力強く握る1つの表情になり、背景にある11本のラインは、11人の選手を表現しています。2体のシーサーと選手が一体となり、勝利を掴む様子を表現しています。
・かつて日本で唯一の王国があった琉球の誇りを示す「王冠」
・戦う11人の集団を意味する「11本のライン」
・クラブカラーの「ベンガラ×ゴールド」
これまでのクラブカラーは、首里城にも使用される濃い赤みの褐色「ベンガラ」でした。この色は、琉球王国の象徴であり、別名「琉球血色」とも呼ばれています。
「シーサー」と「ベンガラ」という特徴ある秀逸なエンブレムは、沖縄の伝統と力強さを表現したもの。なお11月3日に那覇市内で開くサポーターミーティングで、クラブは改めてエンブレム変更の理由と今後の方針を説明する予定です。
徳島ヴォルティス
力強い「渦潮」の形としなやかな「阿波踊り」の腕の動き
2023年9月10日「徳島ヴォルティス」は、2024シーズンより使用する新エンブレムデザインが発表しました。使用開始は2024年1月1日からとなります。
新エンブレムは、VORTISの“V”をベースに、力強い渦潮の形としなやかな阿波踊りの腕の動きをデザインし、徳島伝統の藍色で「吉野川の恵み」を、緑色で「眉山や徳島の豊かな自然」を表現しています。
藍色、緑色、白色のラインを合わせると12本になり、フィールドの選手11人とファン・サポーターが一丸となり勝利を目指すという想いが込められています。
ザスパクサツ群馬
「無限に湧き上がるパワー」
2023年8月1日「ザスパクサツ群馬」は、2024シーズンより使用する新クラブプロパティについて、エンブレム、ロゴ、マスコットのデザインを発表しました。
決定した新エンブレムは「無限に湧き上がるパワー」を表現。無限に湧き上がり尽きることにない温泉パワー、そして雷霆(らいてい)のごとく猛攻撃するスピードは他の追随を許さないという2つの意味が込められています。
エンブレムの内に配置させれているシンボルマークは、山々の頂きを表しており、群馬のシンボルである「上毛三山」のご加護を受けた群馬のスター選手たちが上毛三山のご加護を受けて、国内サッカーにおける3大タイトル制覇を叶える、という思いを込めたそうです。
なお、現マスコットの「湯友くん」は引き続きマスコットとして活動し、新マスコットの「ザスパンダ」が追加となると発表されています。今後は、2つのマスコットが共演していくようです。