神奈川ダービー第1幕
Jリーグ観戦記@日産ス⚽
開幕2戦目にして昨シーズンの1位「川崎フロンターレ」と2位の「横浜F・マリノス」が直接対決する「神奈川ダービー」⚽「アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)」に参戦する両チームは変則日程で第9節を前倒ししてのミッドウィーク開催となりました。
新型コロナウイルス感染拡大による影響がある中、天皇誕生日での祝日ということもあり「日産スタジアム」には「20,433人」の観客が集まりました。開幕戦は「13,737人」と少し寂しい数字だったので、多くのファンやサポーターでスタンドがいるだけで嬉しい限りです😄
横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ
⚽横浜F・マリノス 4-2 川崎フロンターレ
🗾日産スタジアム
🎫20,433人
横浜FM:エウベル(57分)仲川輝人(58分)エウベル(64分)仲川輝人(78分)
川崎:家長昭博(32分)知念慶(73分)
【横浜FM】2019年以来のリベンジ
試合序盤は互いにけん制しあう展開でしたが、家長昭博の技ありのシュートを決められ先制点を与えてしまいます。1点ビハインドの「横浜F・マリノス」は動きます。51分に渡辺皓太に代えて畠中槙之輔を投入してセンターバックへ。そして岩田智輝を中盤に入れます。センターバックがエドゥアルドと畠中槙之輔という屈強な二人にしたのが功を奏したのか、前線での攻撃にスイッチが入ります。
個々の選手の特徴を活かしたサイドへの展開から良いクロスボールが上がり、57分にエウベル、58分に仲川輝人とわずか2分間での逆転劇!!誰もが予想しなかった展開にスタジアムが大いに沸きます。この2ゴールをDAZNで確認するとエウベルが「56分04秒」で仲川が「57分11秒」だったので、わずか「67秒」の間で起きた連続ゴールだったのです。
さらに78分、仲川輝人はこの日2点目となるスーパーゴールが炸裂‼2019年シーズンにチームを優勝に導き、MVPを獲得した男の「勝負の1年」が好スタートを切りました。
「横浜F・マリノス」が「川崎フロンターレ」に勝利したのは、15シーズンぶりに優勝した2019年以来。開幕戦を引き分けましたが手ごたえを感じていた選手たちが、王者相手に仕上がりの良さを見せつける勝利を手にしたのでした。
【川崎】魔の67秒での逆転劇
3連覇を目指す王者「川崎フロンターレ」、「魔の67秒」で起きたまさかの逆転劇…誰も想像していなかった試合展開となった「神奈川ダービー」となりました。
昨シーズンの後半戦、主力選手が退団していく中で2連覇の原動力となった橘田健人が今季初先発。攻守にわたり存在感を示す活躍を見せます。そんな川崎の先制点は、その橘田のラストパスを家長昭博が落ち着いてゴールを決めます。一進一退の攻防ながらも先制する川崎の勝負強さが出た前半でした。
川崎1点リードで迎えた後半「横浜F・マリノス」の反撃を受けることになります。マリノスの選手たちの特徴を生かした縦に早く、ピッチを広く使った攻撃に対応が遅れてしまう川崎守備陣。57分にエウベル、58分に仲川輝人とわずか「67秒」で逆転されてしまうのでした。
さらに64分にエウベル、78分に仲川輝人に追加点を決められての敗戦。優勝を逃した2019年11月30日の「第33節 川崎vs.横浜FM」以来となる「4失点」。FC東京との開幕戦に勝利したものの 暗雲が立ち込めてしまう一戦となってしまいました。