【浦和vsFC東京】J史上最高のゴールキーパー

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浦和レッズ ついに覚醒?!

たもさん。
たもさん。

J観戦記@さいスタ

2022年7月10日 日曜の夜「さいたまスタジアム2〇〇2」で行われた「J1リーグ  第21節 浦和レッズ vs. FC東京」を現地観戦⚽

浦和レッズ」と「FC東京」との過去のリーグ戦での対戦成績は「21勝11分9敗」と浦和が大きく勝ち越しています。特に浦和の主催試合では「12勝4分4敗」という戦績で、とにかくFC東京は浦和を苦手にしているようです。

そんな浦和の今季のリーグ戦は引き分けが多く「4勝11分5敗」。スコアレスドローも4試合あり勝ちきれない戦いが多い。攻撃的なスタイルを掲げるリカルド・ロドリゲス監督の手腕が問われています。

対するFC東京も今季は引き分けが多く「8勝5分7敗」、スコアレスドローがリーグ戦で4試合(3試合連続を含む)、ルヴァンカップで2試合とこちらも勝利できない試合が多く、アルベル監督の苦悩が続いています。

今季の両チームの記録を見ると引き分け的な要素もあったのですが、やはり浦和がホームで迎えるお得意様のFC東京とあってか、浦和がスコア以上の勝利を手にするという試合結果になりました。

ちなみにこの日、FC東京のサポとビジター側自由で観戦したのですが、このビジター席はチケットは入手困難で前売りで完売することもあったそうです。しかしながら試合前日でも余裕で購入することが出来ました。なぜに???

スタジアム全体もかなりの空席があり、リセールでもかなりの数が出品されていました。両チームの成績状況なのか、新型コロナウイルスの影響なのか、日曜夜の開催ということなのか、いろいろな要素が重なっているとは思いますが、さいスタに「26,293人」では寂しい気がしました。

浦和レッズ vs. FC東京

2022年7月10日(日)19:03KO
⚽浦和レッズ 3-0 FC東京
🗾さいたまスタジアム2〇〇2
🎫26,293人
浦和:ダヴィド モーベルグ(31分)伊藤敦樹(50分)大久保智明(70分)
出典:DAZN Japan

【浦和】西川 J1無失点記録を更新

「さいたまスタジアム2〇〇2」での「浦和レッズ」戦では、試合中にナイスセーブした時「NICE SAVE 文化シャッター」が場内ビジョンに流れます。この日の「西川周作」は、見事にゴールに鍵ではなく(文化)シャッターを閉め続けけ、無失点試合が170試合となり、ついに鹿島の曽ヶ端準を抜いて歴代単独トップに!!

2005年大分トリニータでのJ1でのデビューから18年目のシーズンを迎えている西川周作。この日はいつも以上に読みの鋭い反応が多く、多くの実戦経験した積み重ねでの無失点記録170試合の達成だったような気がしました。

無失点記録を達成したのは凄いのですが、この試合でのプレーはこれまでとは異なる印象を受けました。反応が良いのはもちろんですが、キャッチできそうなボールに対してもパンチングで弾くというプレーを選択していました。しっかりとシュートの勢いをとらえて、両手で強く跳ね返すといったナイスセーブを連発。

今季の浦和のゴールキーパーコーチは「ジョアン・ミレッ」が新たに就任。指導経験豊富なスペイン人のコーチから新たな刺激を受けて、どうやら西川周作はさらに進化しているようです。

そのジョアン・ミレッコーチは、2013年から2016年は湘南ベルマーレのアカデミーGKプロジェクトリーダーを務め、2017年と2018年はFC東京でトップとU-23のGKコーチを担当いた経歴でした。

FC東京に加入する当時の記事では、「人口約1万人の街ゲルニカから毎年のようにプロ選手を輩出したカリスマ指導者」と紹介。さすがのマスコミ風な盛り上げ方(笑)そして人名検索すると教本が出版されてました📚


【FC東京】こんなに弱いチームだっけ?

今季の「FC東京」は好不調の波が大き過ぎる。かつてプロ野球の名監督・野村克也氏が「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」とボヤいてたのを思い出しました。きっと勝てた理由が分からないで次の試合に望んでいるのだろうと思えてなりません。

アルベル監督は多くの若手選手にチャンスを与えています。この試合でも高卒1年目の梶浦勇輝、3年目のバングーナガンデ佳史扶を2試合連続でスタメン起用。前節の札幌戦では3-0での勝利に貢献、浦和戦でも活躍を期待されていました。

しかしこの試合は、その梶浦が木本恭生へのバックパスがずれたことによってすべてが決まってしまいます。31分にダヴィド モーベルグに決められたゴールは、FC東京にとって1点以上に重くのしかかる失点となりました。

反撃に出たいFC東京でしたが、37分にディエゴ オリベイラが負傷。ピッチの芝生がごっそりをめくれ上がり、それに足を取られたディエゴが転倒。起き上がることが出来ずに担架で運ばれいきました。

あの芝生、危なすぎる。選手生命に関わる重要な事象だと思うのですが、しっかりと管理して欲しいですね。

失点、そして攻撃のキーマンが負傷したFC東京。40分に松木玖生の強烈なフリーキックがポストを直撃、惜しくも同点ゴールとはなりませんでした。これがFC東京にとって、唯一にして最大の得点チャンスだったのですが…

期待された梶浦は良さを見せることが出来ずに後半から紺野和也と交代に。その後投入される山下敬大、品田愛斗、鈴木準弥らもゴールを奪うチカラにはなれずに3-0での敗戦。

そして試合翌日に、永井謙佑と高萩洋二郎という主力級の選手が放出が発表されました。FC東京はどこへ向かっていくのか?アルベル監督がどうこうの話の以前に、首都のクラブとしてどうあるべきなのか、育成システムは、そのメソッドは?

育成で鍛えた選手たちをいかにしてトップチームで活躍させられるのか、という大きな課題を抱える岐路に立っているように思えてなりません。将来のビジョンは描けているのでしょうか。

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