まさかの兄弟対決が実現!!
日本サッカー協会100周年を迎える年に歴史的な試合が実現⚽
2021年6月3日「札幌ドーム」で行われる予定だった「キリンチャレンジカップ」のジャマイカ戦。しかし試合は中止になり、急きょ開催することになった史上初の兄弟対決「日本代表 vs. U24日本代表
日本サッカー協会100周年の記念ユニフォームを着た「日本代表(SAMURAI BULE)」と東京オリンピック代表候補の「U-24日本代表」の一戦が実現しました。
森保一代表監督が東京オリンピックで指揮をすることになっていますが、この試合は「U-24日本代表」の監督はコーチの横内昭展が監督を務めました。フォーメーションは両チームとも「4-2-3-1」で対戦⚽
試合は開始早々に「日本代表」の橋本拳人のゴールで先制。試合優位に進め、鎌田大地、浅野拓磨がゴールを決めて「3-0」となり「日本代表」が「U-24日本代表」に勝利しました⚽⚽⚽
もっと激しいバチバチの試合になるかと期待していたのですが、「U-24日本代表」の試合への入り方が不安になる試合結果になってしまいました。さらに三苫薫が出場しなかったのも残念でした😟
これまでの五輪代表とフル代表を比較
2021年夏に開催を予定している「東京オリンピック」に出場する「U-24日本代表」。1996年の「アトランタ大会」に出場して以降、今回で7大会連続11回目の出場になります。
「FIFAワールドカップ」と同じく「オリンピック 男子サッカー」の本大会の出場に至るまでは、長く険しい歴史がありました。1968年の「メキシコシティ大会」で、得点王に輝いた「釜本邦茂」らの活躍で見事、銅メダルを獲得した日本代表。その後日本サッカーの飛躍が期待されましたが、まさの6大会連続の予選敗退😭
そして「メキシコシティ大会」の栄光から28年の時を経て出場となった1996年の「アトランタ大会」。ブラジル代表を破った「マイアミの奇跡」は伝説となりました。
それ以降は6大会連続で出場を成し遂げていますが、メダルは獲得出来ていません。今回2度目の自国開催となる「東京オリンピック」での活躍に期待しましょう🥇🥈🥉
- 2016年 リオデジャネイロ大会 ※グループステージ敗退
- 2012年 ロンドン大会 ※4位
- 2008年 北京大会 ※グループステージ敗退
- 2004年 アテネ大会 ※グループステージ敗退
- 2000年 シドニー大会 ※ベスト8
- 1996年 アトランタ大会 グループステージ敗退 ※「マイアミの奇跡」
- 1992年 バルセロナ大会 予選敗退
- 1988年 ソウル大会 予選敗退
- 1984年 ロスアンゼルス大会 予選敗退
- 1980年 モスクワ大会 予選敗退
- 1976年 モントリオール大会 予選敗退
- 1972年 ミュンヘン大会 予選敗退
- 1968年 メキシコシティ大会 🥉銅メダル 3位
- 1964年 東京大会 ベスト8
- 1960年 ローマ大会 予選敗退
- 1956年 メルボルン大会 1回戦敗退
- 1952年 ヘルシンキ大会 不参加
- 1948年 ロンドン大会 不参加
- 1936年 ベルリン大会 五輪初出場 ベスト8※「ベルリンの奇跡」
前回の2016年の「リオデジャネイロ大会」から1996年の「アトランタ大会」までの6大会の「オリンピック代表」メンバーを振り返ってみて、その2年後の「ワールドカップ日本代表」と対戦したらとどんな感じだったんだろうと思って、比較したフォーメーションを作ってみました⚽
1996年の「アトランタ大会」から2006年の「ワールドカップ ドイツ大会」までのおよそ10年間、「中田英寿」が日本代表で活躍していたのを確認して、凄い選手だったんだなと改めて思いました👏
「2016年 リオデジャネイロ大会」と「2018年 W杯 ロシア大会」の大会初戦のスタメン
「2012年 ロンドン大会」と「2014年 W杯 ブラジル大会」の大会初戦のスタメン
「2008年 北京大会」と「2010年 W杯 南アフリカ大会」の大会初戦のスタメン
「2004年 アテネ大会」と「2006年 W杯 ドイツ大会」の大会初戦のスタメン
「2000年 シドニー大会」と「2002年 W杯 日韓大会」の大会初戦のスタメン
「1996年 アトランタ大会」と「1998年 W杯 フランス大会」の大会初戦のスタメン
サッカー日本代表 ふたつの奇跡
1996年アメリカ・アタランタで行われたオリンピックで生まれた「マイアミの奇跡」が有名ですが、実はもうひとつの奇跡が存在していました。それが1936年にドイツ・ベルリンで開催されたオリンピックでの出来事でした。その名も「ベルリンの奇跡」
オリンピックに初参加したサッカー日本代表は、「ベルリン大会」で優勝候補の「スウェーデン」を破り、ヨーロッパ中を驚かせました。それが「ベルリンの奇跡」と呼ばれる伝説の戦いでした。
- 「ベルリンの奇跡 日本代表サッカー煌きの瞬間」
竹之内響介 著 / 賀川浩 監修
この本では「ベルリンの奇跡」に至るまでの道のりや時代背景、選手の特性、周到な戦術、貴重な証言、試合経過などの事実を積み上げ、奇跡ではなく、勝つべくして勝ったと書いてあるそうです。監修は、日本人で初めて国際サッカー連盟会長賞を受賞したサッカージャーナリスト「賀川浩」さん。
2021年の夏 男子サッカー日本代表が、どんな「東京の奇跡」を起こしてくれるか今から楽しみです